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2009年5月31日 (日)

続報

355  天気予報が外れました。時々雨模様も仕方ないかと思っていました。逆に青空も見え、太陽も顔を出しました。都市部の子ども達を招いてコメ栽培の体験学習が出来ました。神奈川県と共同事業です。11回目になりました。希望者増えています。300人を超える応募がありました。抽選で100人ほどにしぼりました。指導する人が大変ですので。

356  田んぼの中にそろりそろりと入る姿。おっかなびっくりという感じが伝わってきます。お父さん、お母さんも、体験がないということは一緒です。農家の皆さんの指導で、一列に並び、苗を植えて行きます。水が少ないところでは、子ども達がはしゃぐと穴ぼこだらけになってしまいます。どろんこになるのも楽しみの一つです。

 体験学習の田んぼの回りは、ほとんど田植えが終わっていました。早苗が水面に映る姿を見るだけで気持ちが良くなります。すぐそばにあじさいの郷があります。6日から祭りが始ります。この辺り一帯は、神奈川県でも最も質が高いおコメが取れる地域です。この水田地帯をいかに次の世代に伝えていくか大きな課題です。農家の皆さんの高齢化が進んでいます。若い力が必要です。

 358 瀬戸屋敷の「足柄刺しゅう展」、賑わっています。目の不自由な方のために刺しゅうの凹凸を強調した作品が話題です。直接触れるということですが、触るのをためらってしまうほど美しいです。東京から目の不自由な方がお一人見えられました。釜本さんと言われました。「釜本さんと言われますと、サッカーの釜本さんと関係があるのですか?]と伺いました。ちょっと顔が似ていました。「弟です。」とのことでビックリしました。

 357 目の細胞が壊されてしまう難病で、徐々に光が失われたということでした。瀬戸屋敷、ホタルが出るんですよ伝えましたら、「星空も見えないので、ホタルはとても無理です。」と答えられました。足柄刺しゅうの作品は、手で感じ取れます。作者の上田菊明さんから直接説明を受けていられました。手で感じ、うなづいていられました。作者の上田先生の声、作品の感触、コミュニケーションが十二分に取れていると思いました。

2009年5月30日 (土)

けんかの作法

 29日、足柄消防組合議会がありました。大井町の大沢議長さんより、消防長資格問題が取り上げられました。地方自治体は、法律や政令を自らも守り、住民に順守を呼びかける責務があります。この大切な役割を踏まえると、消防長の資格要件を満たしていないのに登用したことは疑問があるのではないかという指摘がなされました。また、問題が生じた後、議会への説明がなく、この点もいかがなものかと述べられました。

 一般論として考えれば、全くご指摘の通りです。今回の問題となった人事は、法令の存在を知りつつ「確信犯」として逆らいました。昨日のブログでも書いた通りです。法令に違反しているけれども人事させていただけませんかと言うわけにも行かず、当時組合長だった私の独断で強行しました。将来問題となった時に、責任の所在が明確になると思ったからです。

 問題が表面化する前に、政令の理不尽さを国に訴えて、改善の方向を探ろうとしました。国の方も、私たちの主張を受けて、全国一律に消防の組合長の資格に規制を課すのはいかがなものかということで、改善の方針です。最終的に法律が成立するのに今しばらく時間がかかる状況です。ほぼ狙いどうりに進んだのですが時間が足りなかったというのが本音です。

 大沢議長さんから私の対応について「自信過剰だ。」と感想が述べられました。問題が表面化してから新聞社のインタビューを受けた際に「政令がおかしい。確信犯で人事を断行した。」と大見得を切ったこと、議会への説明をその後行わなかったことについての感想だと思います。後者の方は、確かに言われる通りです。知らんぷりと受け止められる態度は良くなかったです。

 しかし、前者の方は、国の理不尽さに抵抗する際は、多少、たんかを切りませんと潰されてしまいます。「この辺りは大目に見てもらいたいのですが…。とりわけ、最長老の議員なのですから…。」と言ってみました。大沢議長さんからは、それは、「そんなこと言われても困る。」と反論されてしまいました。万人に納得してもらえるようなけんかを仕掛けるのはなかなか難しいです。

 地方分権改革推進委員会の現場では、日々、中央省庁と火花を散らしています。ついつい熱くなり、感情に走ってしまいます。四方八方に目を配りながら、ここぞという時に、一気に怒りを爆発させる、冷静なけんがができるかどうかです。相手はしたたかとしか言いようのない存在です。一筋縄ではいかないと思うことばかりです。

2009年5月29日 (金)

分権改革報告86

 富士フィルムの古森社長を表敬訪問しました。あじさい祭りにご協力いただいていますのでお礼を兼ねての訪問です。現下の厳しい経済情勢が表情に表れていました。現状でも利益が出せるような体質の会社にしないといけないと強調されていました。将来展望として、製薬に期待を寄せていられました。

 続いて伊藤忠商事本社で地方分権改革推進委員会の丹羽委員長にお目にかかりました。政局が混迷していてなかなか地方分権改革が進まないのが現状です。しかし、丹羽委員長は、意気軒高、必ず前に進めるという信念でした。そうでないと困ります。政治の歯車を回すためには、委員長の姿勢が一番です。

 地方分権改革推進委員会がありました。国が地方自治体を縛っている様々な法令を緩和し地方の条例で決められるようにする「義務付け・枠付け」の緩和について意見交換しました。この分野の権威で地方分権改革推進委員会の委員でもある小早川東大教授より報告がありました。いよいよ勧告に向けて詰めの作業に入ってきました。

 かなり専門的な内容ですので、多くの住民の皆さんピンと来ないと思います。ところが私達、足柄上地域で国による縛りを考える格好の題材が浮上しました。消防長の資格問題です。消防組織法に基き、内閣の政令で消防長の資格が定められています。1959年、昭和34年の政令です。「行政職の部長か同等の職4年以上」「消防署長などの職2年以上」などとなっています。

 おととし、足柄消防組合の組合長に就任するに際し、人事の刷新を行おうとしました。政令が障害になって最も適任と思っていた現在の消防長を就けることが出来ません。元々は消防署の職員で南足柄市に転じ一貫して消防・防災畑を歩んできました。部長級職になって2年半でした。資格要件には1年半足りません。

 私は、政令があることを承知で人事を強行しました。政令ですと福祉部長など消防・防災と無関係の役職でも4年部長を務めれば消防長に就くことが出来ます。こんなふざけた政令など無視すべきだと判断しました。地方自治体が自主的に決定すれば良いことに国が口をさしはさんでいると思いました。恐らく昭和34年と言いますと昭和の市町村合併の激動の時期です。一定の基準を定めないと消防・防災行政の水準を保てないという判断があったのだと思います。

 地方分権改革推進委員会での見直しの中にこの問題も入っています。私は理不尽さを主張しました。結論として、見直す方針となり、勧告の中に盛り込まれます。来年には、政府が法案をまとめます。法律が成立すれば、各市町村や組合が条例を定めて消防長の資格要件を定めることになります。一律に基準を定めるのではなく、地方の条例によることとしたのは各地方によって実情が違うこと、それと地方の自主性を重視したのだと思います。

2009年5月28日 (木)

カット

 27日、町議会がありました。町職員と町長、副町長、教育長の夏のボーナスの削減が議題です。人事院が異例の勧告を行いました。通常ですと、民間のボーナス支給状況を調査した上で8月に勧告を出し、年末のボーナスで調整してきました。今年は、今月、前倒しして0.2ヶ月分の削減勧告としました。率にすると10パーセントです。

 民間の支給状況が急速に悪化することは確実です。緊急調査でも、14.9パーセントの削減となっています。このまま推移しますと暮れのボーナスで大幅な削減を余儀なくされてしまいます。夏のボーナス時点である程度調整して置き、冬のボーナスの削減を多少でも緩やかにしようという考えだと推測します。それと、民間が苦しんでいる時に、公務員だけが、冬のボーナスで調整するとはいえ、住民感情からして反発が出るのではないかという懸念があったと思います。

 地方公務員は、国家公務員を対象にした人事院勧告に従う義務はありません。しかし、勧告を参考にしてこれまで水準を決めてきました。しかも、県下の市町村もカットしています。ただ、開成町は職員数を抑え続けている中で、業務量は増える一方と言う実情があります。ボーナスをカットするのはまことに忍びないのですが、現状では止むを得ないと思い職員組合にも理解を求めました。組合も了解してくれました。

 町議会議員については、今回は、ボーナス削減の条例は提出しませんでした。冬のボーナスでどう対応するかを今後協議していこうという議会の意向です。例年と同様の対応ですので、これも、一つの考え方です。ただ、民間企業が続々と削減を余儀なくされている中で、継続協議としたことについては、恐らく、住民から聞かれることがあると思います。議会として説明責任を果たすことが求められているのではないでしょうか。

 午後、高齢者や障害者の雇用を促進する団体である神奈川県雇用開発協会の総会がありました。県の町村会の代表として参加しました。会長を務められている東京電力の方から厳しい経済状況について説明がありました。企業の電力需要、1972年のオイルショックの時ですら前年同月比マイナス9パーセントでした。

 ところが今回は20パーセントを超えています。ここにきて、多少は持ち直し気味ですが、それでも17パーセントだということでした。マスコミの報道によりますと多少は、景気に明るさが見えてきたようなことが伝えられています。しかし、雇用開発協会に加盟する企業数は、50社ほど減り2000社を割り込みました。景気は、まだまだ厳しい状況が続きそうです。踏ん張るしかありません。

2009年5月27日 (水)

搬入

 一昨日の夕方、開成町の小学一年生が交通事故にあいました。学校から帰る途中、歩道を歩いていたところ、書店に入ろうと左折してきた乗用車にひかれ大ケガをしました。運転手は逮捕されました。どうして事故が起きたのか、まだわかりません。26日、足柄地域1市5町の交通安全協会の総会がありました。山田松田警察署長さんが、この事故のことを取り上げられました。子どもの交通安全、改めて注意喚起しないといけません。

353  「足柄刺しゅう」の作品が、瀬戸屋敷の裏の土蔵に続々と運びこまれました。大小40点。一階だけでなく二階にも展示されました。作者の上田菊明さん、「足柄刺しゅう」の伝統をただ一人受け継いでいられる方です。昭和前期まで絹製品が日本の主要な輸出産業であった頃は、足柄地域で盛んに土産物として制作されていたということです。

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 先週23日付の朝日新聞に「触るぬくもり」として紹介された作品も展示されます。目の不自由な方のために手で触ることが出来ます。刺しゅうの基礎となる芯を厚くし、刺しゅうの凹凸を強調してあります。「幸せ白ちゃん兎」とタイトルがついた作品がひときわ目に付きます。横から見てみますと凹凸が良く判ります。

 354 開成町の花、あじさいの作品もあります。富士山も紅葉もあります。足柄地域の風情を描いたのだということでした。気の遠くなるような細かい手作業、繊細な芸術です。上田さんしか作者がいられないとなりますと、いずれ途絶えてしまいます。どうされるのでしょう…。展示会は、今日から来月5日まで行われます。あじさい祭りのプレイベントです。

2009年5月26日 (火)

京都

 連休明け、霞ヶ関のエリート官僚を辞めた方々に招かれて講演した際、東京一極集中の是正について持論を述べました。政治も、経済も、文化も、中心地は東京です。これでは、日本全体をかさ上げすることが難しいです。グローバル時代になればなるほど、その国の個性を発信することが大切です。それは文化です。

 日本の文化を最も象徴するのは、天皇陛下です。京都にお帰りになられて日本文化を強力に発信していただきたいと思っています。その時期を2025年と言いました。なぜ2025年かと言いますと、JR東海がリニア新幹線を開通させると言っている年だからです。東京と京都が一段と近くなります。この時期を捉えて、京都を日本文化の発信基地として位置づけるべきだと思います。

 この発言を聞いていた元文部科学省のエリート官僚で、京都の大学の先生をされている寺脇研さんから、門川大作京都市長と話し合う機会を持ったらどうかと提案がありました。門川市長は、元京都市教育長で教育改革にかけては日本の第一人者です。教育の町を創って行きたいと思っていますので二つ返事でOKしました。その後、新型インフルエンザ問題が発生しました。実現するかどうか心配されましたが、落ち着いてきたということで25日対談することが出来ました。

349  場所は、徳川家康が建てた世界遺産、二条城の北側の一角にある客殿でした。一般の方は入ることができない地域です。庭が素晴らしいです。寺脇さんも入って、議論させていただきました。途中から場所を移して食事を取りながら対談しました。かれこれ4時間以上になりました。対談の内容を出来れば本にしたいという企画が持ち上がっています。

 天皇陛下が京都にお帰りになられて日本文化を守るという発想、門川市長も興味を持たれました。京都は、景観を守るため、経済的にはメリットがある開発を厳しく制限してきました。そうした努力の積み重ねで今日の京都の風情が守られています。しかし、財政難により保全が困難になりつつあります。門川市長は、日本の国家プロジェクトとして京都の景観を維持していくべきだと強調されていました。私は、そうした取り組みの最高の政策として、天皇陛下が京都に戻られるべきだと繰り返し述べました。

350  地方分権改革については、門川市長と私の見解は分かれました。現在、地方自治体によって相当の財政力格差が存在しています。そうした現状の中で地方分権改革を進めると、財政力の弱い自治体は、非常に厳しい事態に直面すると懸念されていました。確かにその通りです。しかし、現在の霞ヶ関の中央官僚が事実上コントロールしている行政のあり方を放置しておいて良いのかという問題があります。ここは、しんどくても打破すべきだと私は述べました。

 門川市長と私とでは中央省庁のエリート官僚を見つめる眼が違うからだと思いました。門川市長は自ら教育改革にまい進する中で中央省庁との信頼関係を築かれてきました。有能な官僚は残っているという考えだと推察しました。私は、霞ヶ関の中央省庁が統括するシステムは、機能不全を起こしてしまっていると思っています。どんなに優秀な方がいられたとしても、構造を一から変えない限り日本の再生はないという考えです。まだまだ議論は続きそうです。

 それにしても京都、がらがらでした。新型インフルエンザの影響は、とてつもなく大きいです。二条城は、入場者が三分の一程度ということでした。タクシーの運転手さんの話、「どうしようもないけど、このままでは大変です。神戸の人は、かわいそうです。神戸から来たというだけで変な顔をされるのですから。」。ひょっとしたら感染してしまうという怖れで、社会の機能が影響を受けます。国、地方自治体問わず、対策のあり方、マスコミ報道のあり方、再点検が不可欠だと痛感しました。

2009年5月25日 (月)

プレ植樹祭

 全国植樹祭、天皇・皇后両陛下をお招きして毎年開かれています。来年、神奈川県の南足柄市と秦野市が会場となります。24日、来年の本番の準備も兼ねてプレ植樹祭が行われました。南足柄市の会場、丸太の森にお邪魔しました。木材をふんだんに使った座席が周囲を取り囲む広場が出来ていました。降ったり止んだりの空模様。

346  主催者を代表してあいさつされた松沢神奈川県知事は、「雨降って木は育つ。」と新たな格言を披露されました。そうはいっても、お天気は、気になるものです。そんなもやもやを吹き飛ばしたのは、ロック歌手の白井貴子さんの歌声でした。白井さんは、県の環境への取り組みをPRする環境大使でもあります。

 南足柄市の岡本中学校のブラスバンド部の演奏にあわせて歌ったのは、「ビリーブ」。卒業式の定番です。

作詞
作曲
杉本 竜一
たとえば君が 傷ついて くじけそうに なった時は
かならずぼくが そばにいて ささえてあげるよ その肩を
世界中の 希望をのせて この地球は まわってる
いま未来の 扉を開けるとき
悲しみや 苦しみが いつの日か 喜びに変わるだろう
  ■アイ ビリーブ イン フューチャー  信じてる

もしも誰かが 君のそばで 泣き出しそうに なった時は
だまって腕を とりながら いっしょに歩いて くれるよね
世界中の やさしさで この地球を つつみたい
いま率直な 気持ちになれるなら
憧れや 愛しさが 大空に はじけて耀(ひか)るだろう
  ■アイ ビリーブ イン フューチャー 信じてる

今未来の 扉を開けるとき
  ■アイ ビリーブ イン フューチャー 信じてる

 白井さん、雨の中、来場された皆さんの方に向かわれて歌い上げていました。胸が熱くなりました。

347_2   式典終了後、南足柄市立向田小学校六年生が南足柄の伝統芸能のささら踊りを披露しました。子どもらしくアップテンポのささら踊りでした。式典のいの一番に登場すれば良かったのにと思いました。

 348 続いて、南足柄市の職員によるよさこい踊りの金太郎バージョンが登場しました。ぬいぐるみも一緒に踊っていました。福祉施設などに出向いてボランティア活動もしているとのことでした。市職員も一緒に盛り上げようとする姿勢、「ビリーブ」の歌詞のように弾けていました。

2009年5月24日 (日)

「触るぬくもり」

 22日、朝日新聞にあじさい祭りのプレイベントのことが掲載されていました。小田原地方の伝統的な刺しゅう、「足柄刺しゅう」の展示会が瀬戸屋敷で開かれることを紹介してありました。私も、つい先日、ティータイムで紹介しました。足柄刺しゅうを一人で守っている上田菊秋さん、目の不自由な方にも感じてもらおうと刺しゅうの厚みを工夫して増やした作品を展示して下さいます。

 私が、驚いたのは、新聞の見出しです。「触るぬくもり」となっていました。さすがプロとうなってしまいました。それと記事の出来栄えも素晴らしいです。記者の方が作品にほれ込んで記事を書かれています。上田さんの奥様は認知症が進んでいます。介護をしながら作品を仕上げました。上田さんと奥様の関わり、そこから誕生した上の不自由な方のための作品。読ませます。

343  中学校の運動会がありました。夏のような天気でした。スローガンに「We,can do it!」とありました。「やったるぜ!」という感じでしょうか。綱引き力が入っていました。今年11年目になる某先生。まるでサッカー選手のようないでたちで応援の旗を振りまくっていました。若いとしか言いようが…。

344  一人暮らしや身体の不自由な皆さんを招いてお弁当を食べるふれあい交流会がありました。 社会福祉協議会が中心になって進めています。今年からお弁当代300円を徴収するようになりました。あいさつで「原因を作ったのは町です。予算がなくて、今年は、社会福祉協議会への補助金を一時ストップさせてもらいました。小学校の建設のためです。」とフォローしました。

  社会福祉協議会もなかなかやり手です。会長さんが私の隣に座り「折り入って話しがあります。」とのこと。「何でしょうか?」と聞きますと、「10月に講演会を開くので、講師を務めてもらえないか。」。「お役に立てるのならば。」と二つ返事でOKしました。「なぜ私ですか?」と訊ねたところ「講演料がないから。」。納得しました。

345 アトラクションの主役は、保育園児のお友達。子ども達の明るさのいっぱい詰まったエネルギーで会場が包まれました。子どもは活力の源です。子ども達と一緒に簡単なゲームをしました。「線路は続く」のメロディーにあわせて手を叩いたり、手を合わせたりするだけなのですが、私は、どうもタイミングがずれます。一緒にやってくれた園児に言われてしまいました。「へた!」。

2009年5月23日 (土)

地層標本

341  開成南小学校、着々と建設が進んでいます。周辺も一体となって開発事業が行われています。地権者の皆さんから将来小学校に、飾って欲しいとプレゼントがありました。地層の標本です。幅1・5メートル、高さ1.9メートルの立派な箱に入った標本でした。先月、小学校の建設現場近くに地層の勉強のために穴を掘りました。実際、6年生が穴の中に入って見学しました。

 地層に特殊なのりを吹き付けて、表面をはぎ取って標本にしました。1707年の富士山の大爆発の翌年、酒匂川の大口堤が切れて大洪水となった跡がはっきり判ります。黒い砂の層が見えるからです。その後も何度も洪水に見舞われています。石の向きから判断すると、洪水の箇所が下流部分に移ってきていることが判りました。上流の堤防が出来た後、下流部が決壊したのだと推測されます。

 標本は、当面、かやぶき屋根の古民家、瀬戸屋敷の土蔵に展示されます。瀬戸屋敷の土蔵には、既に、屋敷内を掘った時の地層の標本が飾ってあります。その違いも見ることが出来ます。新たに寄贈された標本の方は、寄贈者の希望もありますので、新しい小学校の開校にあわせて移す予定です。かつて大変な苦難があったことを示すシンボルとしたいです。今日あるのは先輩の皆さんのおかげであることが一目でわかる贈り物です。

 午後、横浜銀行本店を表敬訪問しました。受け付けの行員の皆さん全員マスク姿でした。新型インフルエンザへの備えです。小川頭取にお会いしました。どうしても厳しい経済状況のことが話題になります。開成町も、富士フィルムの急激な業績悪化への対応に苦しんでいると話しました。すると小川頭取、「これまで税収面で大きな功績があったから今日があるのでは。」と言われました。ハッとしました。一時、苦境だからといって、かつての貢献を忘れるようではいけません。勉強になりました。

2009年5月22日 (金)

祭りの準備

340  今年は、あじさい、順調に育っています。きれいな花が咲きそうで楽しみです。27日からプレイベントが始ります。皮切りは、瀬戸屋敷で「足柄刺繍」の展示会が開かれます。小田原地方に伝わる伝統的な刺しゅうです。目の不自由な方のため、手で刺しゅうを触ることができる作品も展示します。

 31日には、町婦人会主催のロング手巻き寿司づくりがあじさい公園であります。瀬戸屋敷では、夜7時から、ホタルについての講演と観賞会があります。古民家の回りを小川が流れていてホタルが出ます。祭りの本番は、6月6日からです。田んぼのあぜ道に咲いたあじさいをゆっくり眺めながら、地域の皆さんが出しているお店で農産物などの買い物を楽しんでいただければと思います。

339  21日、老人クラブの皆さんが350人以上出て、あじさいの里の草刈りをして下さいました。人数が多いのであっという間にきれいになります。お客さんがたくさん来られますので、駅前の公園や道路脇の清掃もやっていただきました。ありがとうございます。町を挙げてのお祭り、町を挙げて準備を進めています。

 小田原市で県西地域2市8町の合併検討会がありました。地方の行政のあり方について審議する国の地方制度調査会が、平成の市町村合併運動は一区切りをつけるべきだという答申をまとめる方向です。こうした国の動向をにらみながら今年度中に方向を決めていくことになっています。自由な意見交換となりました。2市8町の枠組みを大切にすべきだという意見、財政上の問題ばかりを優先するのではなく、地域としてどのようなビジョンを持つかが大切と言う意見、合併ありきでの情報提供ではなく中立的な立場で行うべきとの意見などが出されました。

 私は、地方のことは地方でできる限り担っていくべきだという地方分権改革の流れは止まりませんし、その延長線上には、都道府県のあり方を根本から変える道州制の導入も視野に入ってきます。こうした動向も踏まえますと、市町村合併を一つの選択肢として検討するのは避けられないと思います。これまでの積み重ねを大切にし、2市8町の枠組みは堅持すべきです。ただ、慌てる必要はありません。地域のビジョンが大切です。合併協議会を発足させて、ビジョンの検討から入り、徐々に検討を進めていくのはどうかと意見を述べました。

2009年5月21日 (木)

分権改革報告85

 20日、新型インフルエンザの感染者が東京・八王子と川崎でも見つかりました。又もや高校生です。10代は要注意です。生活を整えること、手洗い、うがい。徹底が大切です。午後、地方分権改革推進委員会がありました。地下鉄に中学生十数人が先生に引率されて乗車してきました。全員マスク。おしゃべりが耳に入ってきました。関西の言葉でした。

 委員会では、地方税財政について専門家から意見を聞きました。慶応大学の土居丈朗教授です。若手の新進気鋭の学者です。「これまで地方自治体の皆さんに厳しいことを言ってきました。それは、地方自治体が本来は力があると思っているからです。」と自己紹介されました。これまで、発表された論文や著書を拝見しますと、厳しいというより、言い過ぎと思われる論文もあります。

 2006年の5月26日の日本経済新聞の経済教室に掲載された土居教授の論文。「民間より高い公務員給与や不要不急の公共事業…(中略)…更なる財源を与えることは濡れ手に粟である。」。きついですね。これでは、行政改革に努力している地方自治体は、頭にきます。こういった発言から土居教授は、財政再建ばかりを最優先し財務省の代弁をしているとの声もあります。昨日も財政の弱い地方自治体への配慮を行うのが大前提と言われていますが、地方自治体の自助努力を強調されていました。

 地方自治体の評判は芳しくない土居教授ですが、私は、傾聴すべき点があると思っています。国におんぶに抱っこの姿勢では新しい時代は切り開けないと思っているからです。土居教授は、地方自治体の運営は、地方の税金で可能な限り、まかなうのが原則で、税金を課す権限を地方自治体は持つべきだと主張されていました。税率を決められるようにすべきだということです。これは、自治の原則です。しかし、そうはいっても簡単に税率は変えられません。

 ここで焦点となるのが、国が徴収している消費税のうち地方に回ってくる「地方消費税」です。地方自治体は、福祉や教育といった住民に密接なサービスを充実させていく必要があります。そのための財源として、広く薄く負担を求める消費税を財源とすることは、きちんと説明すれば、理解されるのではないでしょうか。地方自治体も財源が不足しているのならばきちんと住民に説明し、理解を求めていく姿勢が大切だと思います。土居教授も強調されていました。

2009年5月20日 (水)

拡大4

 新型インフルエンザの感染拡大が、続いています。症状は出ず、感染しているとは知らずに人と接する場合がありますので、拡がりを防ぐのは困難です。19日課長会議がありました。正式の行動計画までは行きませんが、現段階で考えられる対応方策を各部ごとにまとめました。国内発生、県内発生、町内も含めて隣の2市8町発生と段階を分けました。

 国内発生で、児童生徒が県外へ修学旅行や競技大会へ参加するかどうか検討します。県内発生段階で、学校も休校などを検討します。近隣での発生の時はイベントなどは中止とするとの案をまとめました。近隣で感染が拡大した場合は、ゴミの収集などの回数を減らすことなども検討しなくてはなりません。生活に影響が出てしまいます。

 最後に私が発言しました。対応を考える場合、どうしても強い毒性を持った鳥インフルエンザへの対応を考えてしまいます。これまで、そのレベルでの準備を検討してきたので止むを得ません。しかし、今度の豚由来の新型インフルエンザは、明らかに毒性は弱いです。これまでの方針に沿って対応しますと無理が生じます。イベントの開催など一つずつ妥当な対応策を探って行くよう求めました。

 厚生労働省でも今週中には対応方針の見直しがあると報道されています。過剰対応にならないよう冷静に判断していくことが大切です。マスクや消毒液の備蓄をこの際増やしていくなど、どんな場合でも有用な対策は進めるべきですが、過剰反応は、逆に町民の不安を高めてしまう恐れがあります。

 厚生労働省が新型インフルエンザへの対応に躍起になっているさ中、厚生労働省の組織を抜本的に見直すよう麻生総理大臣が指示したとの新聞記事を目にしました。今度の選挙のマニフェストに盛り込む可能性があると言うのです。確かに、厚生労働省、年金問題をはじめ不祥事ばかりあります。だからと言ってこの段階で組織の抜本的な見直し検討を突如実施するとしたら首を傾げざるを得ません。新型インフルへの対応に追われているスタッフは、やりきれない思いを抱いてしまうのではないでしょうか…。理解できないことばかりです。

2009年5月19日 (火)

拡大3

 新型インフルエンザの感染者が増え続けています。朝のニュースは、163人と伝えていました。兵庫県、大阪府の自治体は対応に大童だと推察します。大阪府の橋下知事が、舛添厚生労働大臣に対し、当初の毒性が強いインフルエンザに対する対応のままでは無理があると要請しました。通常のインフルエンザより感染力は高いものの毒性は同じ程度とされているからです。

 この手の話し、どうしても万が一を考えてしまいます。安全側に舵を切ろうとします。対応が徹底されます。一斉休校、修学旅行の取り止めなど多方面に影響が出ます。このまま推移しますとパニックめいた事態の恐れもないとは言えません。今、行うべきことは、事態を沈静化させることだと思います。通常のインフルエンザに準じた対応に方針を転換するのが妥当だと思います。専門家にいくら聞いても、万が一の可能性を否定することはないと思います。政治家の舛添厚生労働大臣の最終判断となります。

 テレビ画面からうかがう限りですが、舛添大臣も橋下知事も、表情にかなり疲れが見られます。無理な注文かもしれませんが、休みを取りながら対応していただきたいと思いました。あと、もう一つ気になったのは、兵庫県知事や神戸、大阪の市長さんです。橋下知事と同じように懸命に対応中だと思います。いささか橋下知事ばかりが目立っているような気がします。今回の危機管理は、共同戦線を張りませんと拡大を防げません。足並みが乱れないよう互いの気配りが大切なように思いました。

 昨晩、教育委員会と学校の先生方との懇親会がありました。歓送迎会を兼ねて行いました。私との雑談の中で、ある方が、教育委員の不要論について触れられました。地方分権改革推進委員会の論議で、教育委員会が機能していないのではないかとして、必ずしも設置しなくても良いのではないかとの意見があります。もちろん、文部科学省は反対しています。

 私に意見を述べられた方は、不要論の前に活性化するよう努めているかどうかが大切だという問題意識を持っていられました。ハッとしました。教育委員を任命しているのは首長です。教育委員会に問題があるとしたら、最終責任は任命権者にあります。この当たり前のことが、余り意識されていません。私自身も反省しなくてはなりません。この方なら委ねられるという人物を任命し、教育内容については一義的に任せるというのが本来の姿です。重大な責任が首長にはあります。

 

2009年5月18日 (月)

拡大2

 神戸、大阪を中心に新型インフルエンザへの感染者100人近くになりました。高校生が多いです。神戸祭りが中止となりました。神戸を代表する祭りです。お店への影響は大きいです。学校の休校が広がっています。子どもの面倒を見なくてはならない家庭が増えます。仕事にも影響が出ます。保育所が休みになれば、その影響は、もっと深刻です。

 17日、新型インフルエンザの対策本部準備会を正式の対策本部にしました。関西での拡大ですので直ちに対応する点はありませんが、町民への広報の準備は必要です。県内へ感染が拡大した場合、学校をどうするかが大きな問題となります。また、近く、中学校の修学旅行もあります。こちらも検討しなくてはなりません。状況を見ながら判断せざるを得ません。

338  東京・新宿へあじさい祭りの宣伝に出かけました。小田急線の改札近くで場所を取っていただき、あじさいの苗木の抽選会を行いました。すぐに行列が出来ます。「開成町ってどこにあるの?」と聞かれます。「小田急線で一本、小田原の前に開成という駅があります。」と答えます。駅ができる前は、どう説明したら良いか、大変だったでしょう。

337  横浜、東京と二日続けてあじさい祭りのキャンペーンをしましたが、その差は、大きいです。横浜は、市としては、日本最大の都市ですが、東京の都心とは比べ物になりません。人の数が違います。買い物は東京へと吸い寄せられてしまいます。このままですと、東京への一極集中は止まりません。

 過度に一極集中が進むことは東京にとっても過密になり、道路渋滞への対応、防災対策など、財政支出は増すばかりです。やはり日本全体、もう少しバランスをとって発展できるよう国策として導く必要があります。一時、盛んに言われた、首都機能の移転論議、すっかり影を潜めてしまっています。再び盛り上げる時期だと思います。

2009年5月17日 (日)

拡大

 16日の注目は、民主党の党首選挙でした。ところが、新型インフルエンザの国内感染が判り、焦点は、移りました。高校生でした。神戸、大阪と徐々に広がる様相です。海外に出かけていないのですから、感染のルートを探るのは容易ではありません。開成町でも、午前、対策を協議します。いつ何時発生するか判りませんので。

 さて、民主党の代表選挙の方ですが、鳩山さんが代表となりました。意外感に乏しいのはなぜなのでしょう。マスコミが事前に鳩山さんの優勢を伝えていたのが、もちろん大きいです。しかし、その予想を多少でも覆して、岡田さんの票が三桁に届くとか、ドラマが生まれませんでした。あと、5票。このわずかな票数、岡田さんにとっても民主党にとっても、これからの動きに影響を与えるように思います。

333  16日、小さなアヒルが1万羽、酒匂川を泳ぎました。アヒルといっても人形です。ダックレースといって、小さなアヒルの人形を購入してもらい、川に流して競争します。一等は、ハワイ旅行だと聞きました。南足柄市の若手経営者が中心になって進めた企画です。地域の活性化のために、耳目を引く取り組みをとの心意気、素晴らしいです。流れる途中で迷子になったアヒルもいて、捜索もされたことでしょう。ご苦労様でした。

 336 あじさい祭りのキャンペーンを開港150年の催しを行っている横浜で行いました。途中から私も参加しました。考えていたより人出が少なかったです。ごった返しているのかと思っていました。これから様々なイベントが行われますので、盛り上がりはこれからなのでしょう。あじさいの鉢植えを抽選でプレゼントしました。あじさい祭りのうちわのデザインをしてくれた高校生が手伝ってくれました。ありがとうございます。

335  中井町で竹灯ろうの夕べがありました。空模様が心配でした。尾上町長さん「日頃の行いが悪くて…。」と心配されていましたが、雨は上がりました。沼を渡る木の橋に竹灯ろうが一列に並びます。ほのかに足元を照らす道しるべになります。月並みな言い方になりますが幻想的です。

2009年5月16日 (土)

増員

 15日、赤ちゃんの育児のボランティア、母子保健推進員の会合がありました。女性の方が一生に産む赤ちゃんの数、合計特殊出生率、開成町は、1.51で神奈川県では一番高いです。都道府県別の全国トップは、沖縄県の1.75。赤ちゃんがたくさん産まれるという沖縄県ですら、2を割り込んでいます。少子化は、どんどん進んでいます。

 どこの市町村でも赤ちゃんの育児を支援するため、様々な支援活動を行っています。母子保健推進員もその一つです。乳幼児の検診前に各家庭を訪問し相談に乗っていただくのが主な仕事です。開成町では、人数を20人から25人に増やしました。赤ちゃんの数が増えていることに対応するためです。15日に開かれた会合から新しいメンバーでスタートしました。半分が初めて参加される皆さんでした。

 自治会ごとに担当が分かれています。各自治会で、おしゃべりをかねて気軽な育児相談なども行っているところもあります。子育ては、一人きりでは、ついつい考え込んでしまいます。親子が外に出るきっかけになります。このような肩の凝らない身近な子育て支援策、自治会活動が活発な開成町の特色として更に活動の輪を広げて行けるようにしたいです。社会福祉協議会との連携も大切になります。

 健康づくりのボランティア、健康普及員の新メンバーによる初会合もつい最近ありました。比較的最近、開成町に越してこられた皆さんが、活動に参加されているのが目立ちました。女性ばかりですので結婚されて開成町に住むようになった方が多いのは当然ですが、それにしても外からの皆さんが多いのに驚きました。同時に、どんどん開成町を知ってもらうきっかけになればと思いました。

2009年5月15日 (金)

分権改革報告84

 14日、小田急電鉄の大須賀社長さんを表敬訪問しました。来月6日から、あじさい祭りが始りますので宣伝を兼ねて、あじさいの花をプレゼントしました。かしわばあじさいという種類です。葉が柏葉のような形をしています。花は、円錐状に咲きますので、ご存じない方はあじさいだと気づきません。言葉だと説明が難しいです。一度実物を見に来てください。

 大須賀社長さんも新型インフルエンザ対策に頭を痛めていられました。会社として対策方針はきちんとまとめているということでした。お話を伺っていて、ビックリしました。2メートル以内に近づかないように対策を取るとの行政指導もあるようです。しかし、超満員の小田急電車で実現するのは、常識的に考えて困難極まりないことです。政府のお役人が頭の中だけで考えているのではと首を傾げました。

 地方分権改革推進委員会が午後ありました。連休前の24日以来です。国と地方の税と財政について意見交換を行いました。この問題は、次の勧告の大きな柱です。財務省は、できる限り地方自治体への財源の配分を減らし財政再建を優先したい考えです。総務省は、国が税を徴収してそれを一定のルールに基いて地方自治体へ配分する地方交付税交付金という現在のシステムを堅持したい方針です。

 地方自治体側も一枚岩ではありません。東京都のように税収が豊かな自治体と地方の税財源に乏しい自治体とでは意見が異なります。税財政の話になりますと立場によって主張することが違い、話をまとめるのは容易なことではありません。どこに狙いを定めて議論を進めるべきかは難しい判断です。委員長代理の西尾勝委員は、国から地方への税財源の移譲に焦点を絞って議論すべきだと言われました。

 都道府県や市町村に仕事を移すべきだと地方分権委員会はこれまで勧告しています。その仕事を担う財源をきちんと手当てするのは当然です。しかし、私は、主要な論点にはならないと思います。今、地方自治体が苦しんでいるのは、これまで主要な財源としてきた法人関係の税が経済の落ち込みによって激減していることへの対応です。地方自治体の仕事は住民に密接です。安定的にサービスを提供するためには安定した財源が必要です。

 この税目としては、消費税しかありません。地方に配分する消費税のことを地方消費税といいます。現在、消費税の税率の5パーセントのうちの1パーセントが地方側へ配分されています。この配分をもっと増やして地方自治体が安定して住民サービスを展開できるように改革を進めるべきだと主張しました。地方消費税の充実を図ることを焦点に今回の税財政改革についての議論を進めるべきだと主張しました。議論はこれから本格化します。

2009年5月14日 (木)

不祥事

 13日、鴻池内閣官房副長官が「健康問題」で辞任しました。官房副長官といえば内閣の番頭さんである官房長官を支える重要ポストです。その方が、突然「健康問題」で辞任ということならば、よほど、重い病にかかっていることが理由であるはずです。ところが、連休中は、元気に知人の女性とゴルフをしている写真が週刊誌に報じられています。国会議員に配布されているJRの無料パスを使用して出かけたという話しも出ています。あきれ果てます。

 このような鴻池副長官の不祥事に対し、総理からも官房長官からも、厳しい発言が聞かれないのはどうしたのでしょう。全く理解に苦しみます。官邸は、新型インフルエンザへの危機管理をはじめ重要問題が山積です。重要なポストに就いている方の行動としては、言語道断の行動です。なのに、総理から任命責任者として厳しい自戒の言葉が発せられないのは、本当に不可思議です。

 麻生総理大臣、ご自身、高級ホテルのバーでお酒を飲まれることが度々報じられました。最近は、どうされているのかわかりませんが、こうした、ご自身の行動があるから、ついつい身内に甘くなってしまうのかなとも思いたくなります。私自身、お酒が大好きでした。飲み過ぎて、町長に就任してすぐに身体を壊してしまいました。それ以来お酒を止めました。止めて見て一番のメリットは、いつ呼び出しがあっても正気だということです。

 総理大臣は、町長などとは比べ物にならない重圧の中で任務を遂行しなくてはなりません。お酒を飲んだ後で、緊急事態が発生した時に、果たして冷静な判断が出来るのかどうか私は疑問です。総理大臣在職中は、お酒は控えるのが望ましいのはいうまでもありません。麻生総理大臣自らこうした姿勢を示すことで、全ての閣僚に緊張感を持たせていただきたいと思えてなりません。

 中川元財務大臣が、酩酊状態としか思えない姿で、国際記者会見に臨み大ブーイングを浴びたこともそうです。日の丸を背負っているという緊張感が欠如しているとしか言いようがありません。それでいて100年に一度の経済危機に対処するのだと大見得を切ってみても説得力がありません。緊張感のない閣僚の姿は、不況に苦しんでいる国民の目にどのように映っているのでしょうか。選挙になって始めて知るのでは、遅すぎるのではないでしょうか。麻生総理はじめ政府全体、猛省していただきたいと切望します。

2009年5月13日 (水)

交代

 民主党の小沢代表が辞任を表明しました。大手建設業者から政治資金を受け取った手法が違法だとして秘書が逮捕されたことが引き金です。小沢代表は、正当な政治献金だと主張しています。法律論以前になぜ特定の建設業者から多額の政治資金を受け取っていたのか、不可思議です。国民的な常識から見れば、政治不信を招いた責任を取って、辞任は当然だと思います。法律的には、裁判で個人的に争えば良いと思います。

 民主党、代表選挙を通じて、政権交代への道筋をめぐって大いに論議を盛り上げるのかと思いました。しかし、国会開会中だということで早めの決着を図る見通しだと報道されています。この辺りも意見が分かれるところです。任期途中での辞任ですので、一般の党員の投票は出来ないのが決まりだということですが、一般の党員の意思を無視して代表を決められる時代でしょうか。更に、普通の国民の気持ちに背を向けることが出来るでしょうか。

 私は、もはや党の内外を問わず、世論を無視した形で決着を図ることは困難だと思います。できる限り党内の論争をオープンにして、党内外の意向を把握した上でわかりやすい結論を導かないことには支持は拡大しないと思います。ここで、水面下の多数派工作が主戦場というのでは、時代が逆戻りしたように感じられてなりません。議論は、オープンにして、党員や国民に判断材料を提供するのも政治への関心を高める重要な手段です。

 開成町でも12日、議会の役員の改選がありました。正副議長をはじめ常任委員会などの役員も交代しました。開成町議会は、議会改革の一つとして通年議会を試行しています。昨日の議会は、臨時議会ではなく、5月期の第1回会議ということになります。いつでも開けるからです。残念ながら昨日の議会で、傍聴に来られた方は、お一人だけでした。議会の新たな体制が決まるのですから、もう少し関心を持っていただければと思いました。

 新議長は、議場での就任あいさつの中で、引き続き議会改革を進めることへの強い意欲を示されていました。大いに期待いたします。議会としても、自治会をはじめ各種の団体、NPOなど町民の中にどんどん飛び込んでいただき、行政とは別の観点から、町民の考えを把握して欲しいと思います。議会として建設的な提案を行っていただき、私たち行政に対し、議論を仕掛けていただきたいです。

2009年5月12日 (火)

新体制

 11日、神奈川県町村会の臨時総会がありました。町村会長が交代しました。松田町の島村町長さんから大井町の間宮町長さんになりました。二代続いてわが地元の足柄上郡から選出となりました。地方自治体の役割が増す中で、小さな町村は、人材や財源の確保の面で厳しい環境に置かれています。力を合わせて町村の立場をきちんと主張していきたいと思います。

 松沢知事をはじめ県幹部との意見交換会がありました。県側から、政府と一体で実施している緊急雇用対策、県が策定し施行されたばかりの自治基本条例、話題を呼んだ受動喫煙防止条例(いわゆる禁煙条例)、そして今、水際作戦を展開中の新型インフルエンザへの対応など現在の重要課題について説明がありました。

 緊急雇用対策の意見交換に入る前に、県内の失業者は、6800人、有効求人倍率は、0.52との説明がありました。100人職を求める人がいても52人しか募集がないということですので厳しいです。神奈川県でも、国からの交付金を財源に雇用を生み出す事業を行っています。私の方から、国の条件が細かすぎると苦言を呈しました。市町村の直接雇用を認めません。使いにくいので国に対し申し入れるべきだと述べました。松沢知事も同意見でした。

 新型インフルエンザいについては、県のほうから私たちに要請がありました。発生した場合の行動計画の策定を急いで欲しいとのことでした。町村ではまだ行動計画まできちんと定めているところはありません。開成町でも概ねの対処方針を決めているものの、状況を見ながら対応しているのが実情です。行動計画を定めることで、対策に対する理解が深まる効果があります。実際は、その通り動けないこともあるでしょうが、事前の準備が進められます。

 今度の新型インフルエンザいは、毒性が強くないといわれます。このインフルエンザへの備えを万全に進めることで、もし万が一強い毒性を持つインフルエンザが新たに発生した際にも対策が取りやすいと思います。県の要請を受けて、できる限り早めに対応したいと思います。インフルエンザ、夏にいったん収まったとしても、寒くなれば再び流行する恐れは十分にあります。備えあれば憂いなしです。

2009年5月11日 (月)

夏日

 329 10日、青空が広がり、気温が上がりました。小田原の最高気温。26.6度。風は、心地よかったので、多少は救われましたが、暑かったです。河川敷のグランドで自治会対抗の女子ソフトボール大会が開かれました。高校生や若い世代の参加が増えてきました。

 自治会対抗というと選手集めが大変との声を伺います。特に子どもです。子どもの数が全体としては増えている開成町ですがバラつきがあります。子どもの数が、少ない自治会ですと単独での参加が難しくなります。近くの自治会と一緒の参加も止むを得ないと思います。

 一方、どの地域であっても数が確実に増えているのは、お年寄りです。こちらは、呼びかけ方を工夫していただいて、大勢の参加を促していただきたいです。経済で言えば、最大の成長市場です。二つの自治会で参加している地域も単独参加も考えられるのではないでしょうか。

 332 気温がぐっと上がり、あじさいの花の芽が大きくなってきました。あじさい祭りの開会は6月6日。もう一ヶ月を切りました。16日は、開港150周年のイベントを実施している横浜へ、17日は、小田急線の起点の東京・新宿へ、キャンペーンに出かけます。

2009年5月10日 (日)

完了

 おととい、8日、松田町役場で十文字橋復旧対策協議会がありました。しめくくりの協議会です。おととしの9月7日未明、橋が落ち、朝のうちに協議会を発足させました。昨年末、12月22日に復旧工事が終わり、開通式が行われました。そして今度の協議会で工事の最終報告が行われました。また、橋の維持管理は、5年ごとに両町が交代で行うことになりました。最初の5年間は、開成町が担当します。

 330 これまでの契約書では、橋の維持管理は、松田町が行うとなっていました。開成町側の責任者は、開成町長、露木甚造となっていました。私の父です。昭和51年3月10日の日付です。33年が過ぎ、橋の管理が新たな体制となりました。橋が新たに生まれ変わる気分です。橋の両端には復旧を記念してモニュメントが造られました。十文字橋の歴史が書かれています。

331  橋の橋脚の土台になっていた石を活用して「08(ぜろはち)」、復旧工事が完成した年を記しました。ちょっと判りにくいかもしれませんが、通りかかった時には眺めていただければと思います。この橋は、開成町と松田町をつなぐ大切な生活道路です。これからも末永く使わせていただかなくてはなりません。まず、橋の診断をすることから始め長寿命化に向けて何が必要か整理することから始めます。

 9日、朝、玄関のチャイムが鳴りました。出てみますと開成小学校のPTAの方が通学路の点検をしているとのことでした。家の東側の通りが通学路です。私の家の庭木の枝が通学路の方にはみ出していて邪魔になってしまうとのことでした。何気なく通過していると気がつきませんでした。小学生の背の高さになって見直して見ますと顔の辺りに枝が来てしまいます。早速、切りました。指摘されませんと気がつかないものです。

2009年5月 9日 (土)

講演と講義

 神奈川県政に対して意見を述べる仕組みの一つに県政モニター制度があります。モニターを務められた経験者は、OB会を組織され、県政について関心を持ち続けています。素晴らしいことだと思います。8日、OB会に招かれて地方分権改革について話をしました。ここでも、テレビタックルに出演したことが話題になり、人気番組の影響力を改めて感じました。

 地方分権改革と神奈川県との関連で一つ問題提起をしました。大都市横浜と私たちの住む郡部との関わりです。横浜といえども、横浜だけで全てまかなえるものではありません。命の水は、私たちの地域の酒匂川からも送られています。一日の最大取水量は、180トン。33パーセントが横浜、30パーセントが川崎に送られています。大都市と郡部は互いに連携して初めて暮らしが成り立っています。

 とかく大都市に住んでいられるとこうした根本の話しが見えなくなりがちです。大都市と郡部を結びつける役割を担うのが県という存在です。地方分権改革が進みますと基礎自治体の役割が大きくなります。大きな都市と小さな町村がいがみ合っていては話になりません。調整する役割は大きくなる一方です。県政モニターのOB会としても注目していただきたいと思います。

 続いて都の西北、早稲田大学の大学院に出向きました。社会人、学生関係なく地方の政治の現場について学ぶ講座の講師に招かれました。主催者は元鎌倉市長で朝日新聞の政治部記者も務められた竹内謙さんです。まず、開成町の現状を話しました。子どもの数が増えて小学校を建設するのが最大の課題であるとの説明にビックリしていました。40年前に町づくりの方針を固め、その方針に沿って計画的に開発を進めた結果だと話しますと、これまた、驚いていました。

 ここでも大都市問題を話しました。首都、東京が大きくなり過ぎています。政治も経済も文化も全て東京が中心です。その東京は、全国から人や物資や水やエネルギーを集め成り立っています。ここでも神奈川県と同じ問題が生じています。東京が東京だけで成り立っていると勘違いしてしまいますと、供給側の地方は、いたたまれません。

 大都市東京と、地方がともに協力し合って日本全体の底上げを図るという姿勢が大切ではないかと思います。現在の石原東京都政はの方向は、私の理想とは異なった方向に進んでいると感想を述べました。学生の中には、東京都の職員の方もいられました。話が終わった後、質問が出ました。東京だけが一人勝ちといっても、しばらく前、東京は、税収の激減に苦しんだことがあり、今、多少税収が豊富だというだけで論を組み立てるのはいかがかという指摘でした。

 もっともな意見です。しかし、現在、税収が落ち込んでいるといっても、東京の税収は群を抜いています。地方の現状は、もっとひどいです。東京の余った税収を無理やり奪い取れという話は無理があります。全国満遍なく財源となる税収が回るような仕組みが大切だということです。多少、東京に我慢してもらわなくてはならない部分が出てきます。オールジャパンのために、全国の地方自治体の代表選手として東京に振舞ってもらいたいのです。

 それにしても講演に続いて講義、全部で4時間半。帰宅は、12時を回りました。さすがにちょっぴり話し疲れました。朝、役場の担当部長より成田空港で新型インフルエンザに感染した日本人が発見されたとの報告がありました。水際作戦が功を奏しました。しばらくの間は今後の推移を見守ることになりました。

2009年5月 8日 (金)

脱藩

 7日、沢南足柄市長さん、間宮大井町長さんと一緒に神奈川県庁を訪問しました。酒匂川に架かるもう一本の橋、「酒匂川2号橋」の建設促進を要請しました。国は、景気対策がらみで大盤振る舞いの構えです。知恵を絞って財源を獲得し、少しでも建設期間を短縮していただきたいと要請しました。県側も、最大限努力するとのことでした。

 この橋と道路は、足柄平野北部の東西を結ぶ重要な幹線道路です。開成町側では、富士フィルムの先進研究所が操業を始め、今、新しい小学校を核に、周辺の開発が進もうとしています。大井町側からこの地域に道路は延びてきます。必要な公共事業は必要です。工事が早まれば、それだけ投資効果も高まります。1市2町、力を合わせて頑張ります。

 夜、霞ヶ関のエリート官僚を辞めた方々と懇談する機会がありました。それぞれ思いがあって官僚を辞められ、政治家や大学の先生、コンサルタントなどを務められていられました。地方分権改革推進委員会で、私が霞ヶ関の官僚とやりあっていることもあって招かれました。最初に、私の体験を述べました。

 私は一年浪人しています。現役で東大の法学部に入り、霞ヶ関のエリート官僚になった皆さんの頭脳に、どうしても引け目を感じます。私自身はジャーナリストの道を選択しました。官僚の世界は東大の法学部支配という先入観があり、避けたいという思いがなかったかといえばウソになります。

 しかし、地方分権改革推進委員会の委員となり、エリート中のエリート官僚の皆さんと意見交換をしていて、かつて持っていたコンプレックスがどこかに行きました。官僚の皆さんの表情は決して美しくありません。志や気概がほとばしっているような表情をしていません。自らの立場の弁護に汲々としている感じがしてなりません。これでは迫力が出ません。間違いなく劣化しています。

 元々はものすごく頭が良く、国のためにという熱い思いがあったはずです。それがいつの間にか、消えてしまいます。嫌気が差して官僚の座から飛び出すサムライも出るのも止む得ません。いわば脱藩です。官僚の顔に生気がない原因は、現場の空気を吸わないことに一因があると思います。現場で汗水たらす時間があれば、生気は蘇ります。中央省庁のエリート達こそ、現場中の現場、地方自治体にもっと人材を配置すべきです。官僚を辞められた皆さん方、うなづいていられました。

2009年5月 7日 (木)

連休明け

 連休終了。皆さま、いかがお過ごしでしたでしょうか。テレビニュースでは高速道路が特別割引で大渋滞という話を繰り返し流していました。1000円ですとかなり割り得感があるようです。遠出を楽しんでいるという話を聞きます。私は、渋滞を承知で車で出かけるのが苦手です。電車派です。

 連休中、お祭りなどが相次ぎ、なかなか時間がとれません。半日でしたが、家族で食事に東京まで出かけました。若い女性が多く賑わっていました。本当に100年に一度の不況なのか首を傾げてしまうところがあります。でも、都心のど真ん中の交差点の脇でホームレスの方が寝そべっている姿を目の当たりにしますと時代の厳しさを感じます。

 お会いする方々から「テレビタックル」を見ましたとずい分言われました。テレビの影響力は、やはりすごいですね。話を伺っていて、地方分権改革とか、国の出先機関の統廃合といった話題は、伝えるのが難しいと痛感しました。皆さん、実感が湧かないようです。特に国の出先機関は、関係者でもないと、ほとんど接触がありませんので、どうなっているのかさっぱり判らないのが実情のようです。

 私自身、地方分権改革推進委員会の委員に就任して初めて判ったことだらけです。国民の目に触れないところで、いかに、不可思議なことが行われているかを伝えないといけないと改めて思いました。国民から遠い存在ですと、関心を呼び起こしません。結果として無駄が温存されます。議論のさ中に、出先機関の庁舎を建て直すなどという話しがまかり通ります。

 これは国民にとって極めてわかりやすい話です。建設を凍結するよう全力で頑張りたいと思います。国の出先機関がいかに問題を抱えた存在なのかを理解してもらう象徴的な出来事だと思います。このような馬鹿げた話を容認するようでは、委員会として存在意義が問われてしまうと私は思います。私は、徹底してこだわります。

2009年5月 6日 (水)

大口祭り

 今年の2月21日、上演された『富士山と酒匂川』での一場面。富士山の大噴火の後の洪水を食い止めようと土手の修復工事の責任者、田中丘隅(きゅうぐ)。難工事に苛立つ人々に一言、「私たちには、足柄平野を元に戻すという夢がある。」と呼びかけました。最も印象に残っています。田中丘隅は、1707年富士山が大爆発して20年後の1727年、土手を完成させました。そして、お祭りを行うよう村人に命じました。

 政治のことを「まつりごと」と言いますが、祭り、イベントは、政治そのものです。田中丘隅は、祭りになれば、人が集まり、土手の修復にいかに苦労したかを忘れないようにします。土手に人が集まれば、土手が硬くなります。石を持って土手に来るようにしたということです。木を植えることも勧めました。石や木は、土手の補強財です。

 田中丘隅は、酒匂川の治水の要の位置にある大口に中国の治水の神様、「文命」を祀り、安全を祈願しました。明治時代になってこの文命社と周辺の村々の神社の神様を一つにまとめ福沢神社となりました。今年秋にちょうど100年になるということです。その記念すべき年に福沢神社は、修復され新しく生まれ変わりました。何かの因縁を感じます。

 328 5日、福沢神社のお祭りが行われました。通称、大口の祭りと言ってます。子ども達の相撲大会が開かれました。地元の子ども達だけでなく開成町の子ども達も参加しています。日本は、子どもの数が減りつつあり、将来に不安が漂っています。もっと子どもの数を増やし、参加者を募れば、そんな不安を吹き飛ばすこともできます。

 327 来年の福沢神社の祭りは、神社が出来て100回目です。神社の関係者の皆さん、是非、一工夫していただきたいです。開成町だけでなく近隣の町にも声をかけて子ども相撲大会を拡大するのも一案ではないでしょうか。地元南足柄市では、天皇、皇后両陛下をお迎えして全国植樹祭が開かれます。田中丘隅は、土手に「桃、李、梨、栗、柿」を植えるように指示しました。江戸時代に戻って特別の植樹祭を行うのはどうでしょうか。

2009年5月 5日 (火)

争点化

 2日に収録されたテレビタックルが昨晩放送されました。正味で、50分弱ほどでしょうか。新型インフルエンザを皮切りに、二世議員問題、国の出先機関の合同庁舎建設問題、大型補正予算問題と、今、国政で焦点となっている事柄を網羅して議論しました。ビートたけしさんは、議論にはあまり口をはさまず、最初と最後にコメントします。

 笑いを誘いながら何気なくしゃべりますが、鋭いです。ビデオが流れて議論が小休止の時、たけしさんは、独り言のようにつぶやきます。私と地方分権委員会の丹羽委員長が遣り合っているビデオが流れました。政府が国の出先機関の統廃合に消極的なことに対し、「辞表を出しても良いくらいだ!」と委員長にかみつきました。丹羽委員長は、「中学生や高校生ではないんだから。」と制しました。このシーンを見ていたたけしさん、「逆に君は、大人じゃないんだからと言われたらどうなのかな…。」とつぶやいていました。

 国の出先機関に関する議論が途半ばであるのに国は、どんどん出先機関の合同庁舎の建設を進めていることについて、かなり時間を割いて放映してくれました。コメンテーターとして出演されていた政治評論家の三宅久之さんも「露木さんの言う方に分がある。」と裁いてくださいました。国の出先機関という全くなじみがない分野の議論で関心が低いのが悩みの種でした。こうした議論がお茶の間に流れることで関心を呼び起こしてもらえれば大変ありがたいです。

 秋までには、必ず、衆議院選挙があります。選挙を通じて地方分権改革をめぐる諸問題を争点として欲しいと願って已みません。特に、国の出先機関の合同庁舎建設問題は、わかりやすいので、当面、建設を止めるか否かはっきりさせて欲しいと思います。国の出先機関の統廃合は、霞ヶ関の中央官僚が主導権を握り続けている現在の国と地方のあり方を根本から変える原動力です。合同庁舎の建設問題は、改革の端緒です。見過ごすことはできません。

2009年5月 4日 (月)

北条5代祭り

326  3日、憲法記念日。小田原市の北条5代祭りに出かけました。私は、昭和54年(1979年)4月、NHKの放送記者になり、2ヵ月半、新人研修を受けました。5月3日、この祭りを取材。初めてフィルムを回しました。当時、NHKの小田原通信部には、加藤利行さんという名物記者がいられて、手取り足取り教えていただいたこと、鮮烈に覚えています。

 現在、NHKも人員削減を進め、組織もスリム化したため、小田原通信部は、常駐ではなくなりました。残念です。再び、常に取材拠点として復活させるためには、取材者の興味をそそるネタの宝庫にならなくてはなりません。小田原市を中心に、近隣市町と連携して、広報戦略を練り直す時期にきました。世界の箱根もありますし、潜在力は十分です。

 小田原が最も輝いていた時期は、1500年代だと思います。1590年、豊臣秀吉によって滅ぼされるまで、5代95年続いた北条時代の小田原は、全国にその名をとどろかせました。小田原の町の賑わいは、三本の指に入るといわれていました。文化に力を注ぎ、全国から著名人を引き寄せました。箱根細工など職人による工芸品も花開きました。

325  北条五代祭りでは、市長は、よろいかぶとを身に着けて、北条の大将に扮します。昨年市長に就任された加藤市長さん、初めての体験です。小田原が、北条時代のように全国的な都市となるよう大きな構想を持っていただきたいと思います。戦国時代ではありませんの武力で競争する訳ではありません。時代の流れを読み取る鋭い感性と知恵と、近隣市町との協力で全国制覇を目指したいものです。

 ところで、5月3日は、私の結婚記念日でもあります。28回目となりました。特段、変化なく過ごしました。30回目の時は、何か考えないといけないかも…。

 

2009年5月 3日 (日)

TVタックル

 2日、ビートたけしさんが司会してホットな政治の話題について論戦する番組、『TVタックル』の収録が東京六本木のテレビ朝日のスタジオでありました。番組の関係者の方から、地方分権改革推進委員会を取材していて、私の発言が気になったので出演してしゃべってもらいたいと先週依頼がありました。放送は、4日の夜9時からの予定です。

 私は、番組は、知っていましたが、見たことがありませんでした。秘書の話ですと、毎回、バトルになるということでした。面白そうだと思って、出演させていただくことにしました。確かに論客ぞろいです。自民党と民主党の国会議員がお2人ずつ、ゲストとして私と中央省庁出身の慶応大学の先生、コメンテーターとして政治評論家の三宅久之さん、司会が阿川佐和子さんとビートたけしさん。

 こうしたメンバーで、二世議員の問題、霞ヶ関の官僚の問題、補正予算のバラマキの問題を話し合いました。自民、民主双方の議員の方がそれぞれの立場に立って主張されます。そこに割って入って、自らの主張をするのですから容易ではありません。骨が折れます。ただ、霞ヶ関の中央省庁が、国の出先機関の合同庁舎の建設を急いでいる件に関しては、評論家の三宅さんも露木さんの言うことの方が分があると発言されました。勇気をもらいました。

 自民党議員のお一人として出演されていた議員は、亀井善太郎さんでした。伊勢原出身、38歳、お隣の選挙区です。2006年、父親の善之さんが急逝された後を受けて補欠選挙で当選。いわば二世議員の典型です。番組では、二世だから悪いのではなく最終的には有権者が決めると主張されていました。でも選挙は有利ではないかと私は反論しました。普通の人では、ぽっと出て、すぐには当選できません。

 亀井さん、初めて選挙に立候補された時、スピーチを聴いたことがあります。その時の印象と大きく異なりました。政策の勉強を積まれました。堂々たる論陣を張っていられました。亀井さんの言われるように、二世は全て悪いというのではありません。ただ、多様な人材が集まって論議できる国会にするため、二世でないと国会議員になりにくいという現状は改善の余地が大いにあると思います。一定の制限はすべきだと私は、思います。

2009年5月 2日 (土)

続々・フェーズ5

 1日、交通安全キャンペーンの日です。小学生達に「手を洗ってうがいしてね。」と声をかけました。「はい。」と返事してました。PTAの方に呼び止められました。危険な箇所を一緒に見て欲しいということでした。最近信号がついたばかりの小さな交差点付近でした。狭い道路を子ども達が通りますので、何とかしないといけないのは判ります。でも、妙案が浮かびません。当面、朝の通学時、私もボランティアの方と一緒に立つことにしました。

 324 新型インフルエンザへの対応に追われました。横浜の高校生、新型ではないことがわかり一安心です。しかし、いつ県内で発生するかどうか判りません。その時に備えて、役場各課で何をするのか再点検しました。連絡会議を対策本部の準備会に格上げして、対応策を文書でまとめました。もちろん、対策の中心となる県への橋渡し、町民への広報が基本となる役目です。

 悩ましいのは、新型インフルエンザが蔓延する恐れが出てきた場合、どの段階で、学校を休校にしたり、施設を閉鎖したり、イベントを中止したりするのかです。かなりの影響が出ますので、研ぎ澄まされた判断が必要となります。学校が休校となるような段階では、やはり、施設の利用は制限しなくてはなりませんし、イベントを開くのも困難です。開成町は、6月に町を挙げてのイベント「あじさい祭り」が、あります。県内外から20万人近くの観光客が見えますので、気がかりです。

 役場の業務も維持しなくてはなりません。職員の確保が大切です。普段から手洗い、うがい、必要な場合はマスクの着用など体調の管理に気をつけることが大切です。職員が次々感染して休むようでは仕事が回りません。私も心しなくてはなりません。遠くから通ってくる職員もいます。公共交通は使用を控えなくてはなりませんので、通勤の足も考えておかなくてはなりません。

 危機管理と一言に言いますが、誠に範囲が広く、考えれば考えるほど大変です。ただ、原理原則はしっかりしておかなくてはなりません。私は、多少、大げさに考え過ぎると言われても、町民の安全を最優先に判断することを基本とすべきだと思います。国や県の示す指針を踏まえながらも、より安全ということを重視して判断していきたいと思っています。

 

 

2009年5月 1日 (金)

続・フェーズ5

 30日、成田空港に到着した飛行機で新型インフルエンザの疑いがある乗客がいることがわかりました。結果は、新型ではありませんでした。ほっとしたのもつかの間、今度は、カナダから帰国した高校生に感染の疑いがあるとのニュースです。これだけ世界との往来が激しくなっている時代です。日本国内でも、いつか、どこかで発見されるのは避けられないのではないかと思います。

 連休中は、休暇を取ろうと申し合わせていて、30日は、休みの予定でした。レベルが第5段階へ上がったため、新型インフルエンザへの町としての対応を話し合うため、役場に出て、連絡会議を開催しました。町民へできる限りわかりやすく周知するため、チラシを発行することにしました。文字を少なくして、県が開いている相談窓口の連絡先を大きく紹介しました。裏面には、手洗いの仕方のイラストを入れました。

 この手のお知らせ、行政が作成したものは、情報が多すぎて、しかも、表現が難し過ぎることがしばしばです。読む側の立場に立って何を一番伝えるべきかを考えることが大切です。ありとあらゆる情報を入れることは、一見すべてを網羅しているように見えますが、何も伝えていないことになりかねません。しかも、行政側に一応盛り込んでおいたという言い訳めいた意識が働いているとすれば、本末転倒です。

 今度の新型インフルエンザ、弱毒性だと伝えられています。感染と同時に死に至るなどということはありません。過度に怖れる必要はないと思います。普段の生活をバランスよく過ごして、手洗い、うがい、必要な場合は、マスクの着用などが大切になります。生活の仕方が問われているように思います。町としては、町民に正確な情報を伝えるお手伝いをすることと、対応の窓口である神奈川県にきちんと橋渡しをすることが任務だと思います。

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