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2008年12月26日 (金)

ごあいさつ

 25日、瀬戸屋敷ひなまつり実行委員会がありました。会長には町の婦人会長さんが就きました。ひなまつり、婦人会が手作りで育て上げました。平成15年にスタート。あじさいの里で行いました。数千人の規模でした。3年前から瀬戸屋敷に移し、昨年は4万人近くの来場者がある一大イベントになりました。町は、側面支援のみです。

 来年2月17日から3月8日まで行います。これまで、無料でしたが、入場料を300円いただくことにしました。様々な経費を入場料の収入から充てることにしました。ただ、町民の皆さまには、無料券が配布されます。屋敷内などで、グッズや農産物を販売します。これは、婦人会などの活動資金になります。ニューひなまつり、成功させたいですね。

 さて、今年、最後の「町長のティータイム」です。皆さまの今年一年、漢字で表すとどうなりますか。私は、「亜(あ)」にします。アッと驚くニュースが多かった一年です。世界経済のジェットコースターのような落ち込みがその象徴です。でも、もう一度世界と日本を創り直すための混乱と捉えるべきだと思います。

 文字の最初は、「あ」です。スタートの言葉です。2008年は、これから始る大転換のドラマの最初の年だったとのちに歴史家が指摘する節目だと私には思えます。全てをやり直さないといけません。私が委員として取り組んでいる地方分権改革は、国のあり方を変える一つの手段です。委員会の論議、来年は、正真正銘の正念場です。私にとっても試練の年となります。逃げずに真正面から取り組む決意です。

 今年一年ご愛読、ありがとうございました。来年は1月5日から再開いたします。それでは、皆さま、良いお年をお迎え下さい。

2008年12月25日 (木)

年の瀬

 昨日のティータイムで紹介したノンパの会の講演会、参加された何人かの方からメールをいただきました。東京都などで働いていられる若い職員の皆さん、開成町を訪問したいと皆さん書いていました。小さな町は、町づくりを実感として感じることができます。原点を思い出す場として活用していただければと思います。

 仕事納めまで残りわずか。慌しくなってきました。24日、足柄消防組合の本部と支所を回り、組合長としての訓示を行いました。不況になってくると公務員に対する視線が厳しくなってきます。規律を守る姿勢を保って欲しいと要請しました。特に、お酒にまつわる不祥事、絶対にあってはならないと厳しく指示しました。

 午後、横浜銀行の小川頭取を訪問し、年末の挨拶を済ませました。今月、開成駅前に支店を開設していただいたばかりですので、そのお礼を述べました。小川頭取は、来年一年間の厳しい時期をどのように過ごすかで、その後が決まると話されていました。全く同感です。この際、改めるところは改めていくという改革の姿勢が大切です。ピンチは、チャンスです。

 横浜開港150周年記念協会に立ち寄りました。事務総長のお話では、厳しい経済環境の中でこそ、横浜の名前を発信する意義があると強調されていました。その姿勢に共感を覚えました。お金に余裕がある時は、誰だって、大きなイベントを打てます。苦しい時に、どうするかが腕の見せ所です。私は、開港イベントけっこう人が来るような気がします。横浜はブランドですし、不況に強いと思います。

2008年12月24日 (水)

ノンパ

249  天皇誕生日の23日、首都圏の地方公務員や民間企業の皆さんが集まった勉強会が、東京・新宿であり地方分権改革について話をしました。勉強会の名称は、「ノンパの会」、ノンパーパス、特に目的を持たないという英語から取りました。ざっくばらんに語り合おうという意味だと思いました。この会のメンバーでもあり、以前、私の話を聞いて下さった横浜市役所の職員の方から頼まれました。

 50人ほどの参加者でしたが、20代、30代の若い方が多かったです。講演の副題に「我々に与えられたミッションとは」と付けられていました。この副題を見て、地方分権改革という制度改革について話しをするということより、その改革に立ち向かおうとする公務員の皆さんは、もとより、若い方々が勇気を持って挑戦してもらうよう自らの体験談を語りました。

 私は衆議院選挙に出馬して落選しました。1996年のことです。落選といえば、失敗の範ちゅうに入ります。しかし、その失敗から得たものは余りに大きく、今日の私の生き方の原点になっています。当時、自分ひとりで闘っていると思い上がっていた私に対し、目に見えないところでいかに多くの皆さんが支えてくれていたかを教えてくれました。大げさに聞こえるかもしれませんが、落選のおかげで、なんとか生まれ変わることが出来ました。

 夢があるのならば、失敗を怖れずに挑戦して欲しいと呼びかけました。こつこつとまじめにやって行けば必ず良い方向に行くという考え方があります。それは違うと明言しました。10年後、20年後、こんな自分になりたいというビジョンを明確に描いた上で、こつこつと地道に進めば別ですが、根っこのビジョンをあいまいにしていては、夢は実現できないと持論を述べました。

 会の終了後、居酒屋で懇談会もありました。ある市役所の中堅職員の方が、不遇だった一時期があったが、その時期を、市民の皆さんと協働で仕事を進めることにまい進した結果、市民の信頼を得ることができ、大きな財産となっていると話していました。耐えて一生懸命、踏ん張れば、必ず、得るところがあるんですねと言っていました。私も落選の時期をふと思い出し胸が熱くなりました。

2008年12月23日 (火)

復旧

 22日、世界のトヨタが赤字転落を発表。純利益が一兆円を超えていたはず。余りの急降下にビックリです。世界経済がいかに急激に悪化し、自動車産業を直撃しているかをまざまざと見せ付けました。日本全体がトヨタに代表される輸出産業に頼ってきました。危機です。日本の経済構造を転換しなくてはなりません。

 「東京に出て、上手く行かなかったら田舎に戻って百姓をする。」、こんな言葉が成り立たなくなってずい分時間が経ちます。農業でなくても、小さな商工業でも良いですので、ほどほど食べれる産業をもう一度育て直さないと、不況で、職業がなくなった時、手の施しようがなくなります。

247  22日待望の十文字橋の復旧工事が完了し、開通式が行われました。肩の荷が下りた感じがしました。昨年の9月7日から一年三ヶ月、ずい分とご迷惑をかけてしまいました。一日延べ一万人の利用者、使えなくなってみて、初めてそのありがたみがわかりました。総工費は3億円弱。大半は、災害復旧工事で、国からの補助です。

 248 国の支援、大変ありがたいですが、神奈川県では、出来ない工事かというと、けっしてそのようなことはありません。災害であると認定する権限と、補助金の財源さえあれば、十二分に対応できます。災害は、国が一元的にすべての権限と財源を握る構造になっています。多くの地方自治体もその方が良いと判断しています。一定規模以下の災害復旧の権限と財源は地方へ移した方が、国全体としての地域防災力が向上すると思えてなりません。

2008年12月22日 (月)

積小為大(せきしょういだい)

245  21日、冬至、暖かい一日でした。酒田保育園の露木省子園長先生が厚生労働大臣表彰を受けられ、お祝い会がありました。先生達のハンドベルの演奏などもあって、ちょっと早めのクリスマスパーティーを兼ねての会となりました。

 園長先生より配られた資料のタイトルは、「積小為大(せきしょういだい)」。「小を積んで大と為す。」、二宮尊徳の教えの根幹です。小さなことをこつこつと積み重ねていけば、最後は、大きな成果となるという意味です。園長先生のご実家は、小田原市栢山(かやま)にある善栄寺。二宮尊徳の菩提寺です。タイトルを付けられた理由は、ここにあります。

246  昭和49年に結婚されてから保育一筋、34年。酒田保育園は、長い間、開成町で唯一つの保育園でした。平成14年、酒田保育園から独立して開成駅前に新しい「酒田みずのべ保育園」ができ、二つになりました。「小」を積み重ねられて、「大」となる発展を遂げつつあります。

 開成町は、保護者が家庭にいて園にいる時間が短い幼稚園を行政が担い、両親が共稼ぎで、預ける時間が長い保育園は、民間という具合に役割分担しています。子どもの数がどんどん増えています。幼稚園も保育園も役割の大切さは増す一方。園長先生が手腕を発揮される舞台は、これからが本番です。小さいけれども発展している開成町らしさを活かした保育を実践していただきたいです。

2008年12月21日 (日)

リーダー

 世界のトヨタが赤字。真っ逆さまに落ち込む日本経済。大都会、東京でさえ、クリスマス前の土曜日だというのに人出が少ないと思いました。20日は、公務がありませんでしたので、妻と一緒にラグビー観戦に埼玉県の熊谷市まで出かけました。帰る途中、食事をするために途中下車した新宿の光景です。

 熊谷まで片道3時間かかります。それまでして、なぜ、出かけたかといいますと、夫婦揃って早稲田大学のラグビー部の大ファン。しかし、今年は、調子が、いま一つ。大学選手権、一回戦の相手は、強豪の関東学院大学、ひょっとしたら今年の見納めになってしまうかもしれないと思ったからでした。

 試合は、早稲田が、激しい闘志を前面に出し、関東学院を、21対5で退けました。まだまだ本来の力を出しているとは思えませんが、明らかにチームが変ったと思わせる試合振りでした。長く故障で欠場していた中心選手が戻ってきたことが大きいように思いました。チームに落ち着きと、芯を与えるような存在感です。バラバラだったのがまとまりを見せたと思いました。

 監督が試合をする訳にはいきません。ゲームをコントロールするリーダーの存在は極めて大きいことを改めて再認識させられました。ゲームリーダーとキャプテンは、役割が違います。後者は、戦略・戦術というより精神的な支柱という要素が強いと思います。もちろん両方の役割を担えればカリスマ的なリーダーになります。ラグビーやサッカーのように選手の数が多く、常にボールが動くゲームは、組織運営を考えるヒントを常に与えてくれます。

2008年12月20日 (土)

数値目標

 数字が入るとぐっと話が具体的になります。地方分権改革推進委員会の第二次勧告も国の出先機関にいる国家公務員の削減目標を35000人と入れたことが大きなポイントです。その目標数字にあわせて進行計画を作らなくてはなりません。きついハードルとなります。猪瀬直樹さんが、数値目標を入れ込むことに徹底してこだわりました。

 猪瀬さんのこの粘り腰、すさまじいと感じました。道路公団の民営化をめぐって闘い続けた体験が染み込んでいます。19日、東京都庁に立ち寄り、年末の挨拶をしました。猪瀬さんは、勧告が出た後も、地方分権に関する地方団体の動向や各種報道をチェックし、問題点があれば厳しく指摘していました。執念です。見習わなくてはなりません。

 富士フイルムの古森重隆社長のところにも挨拶に伺いました。経済の急激な悪化がどうしても話題になってしまいます。一ドル87円、88円というような円高では、輸出産業は、苦しいとのことでした。トヨタもホンダもパナソニックも取り巻く環境は同じです。日本の経済をけん引してきた産業があえいでいるわけです。ただ事ではありません。

 さて、古森社長は、NHKの経営委員長を一期務められ明日付けで退任されます。NHKの次の経営計画の中に平成24年度から受信料を10パーセント値下げするとの数値目標を盛り込むことを強硬に主張し、認めさせました。この腕力もすさまじいものがあります。NHKの執行部側は、数年先の状況を見通すことが出来ないとして、数値目標を掲げることを渋ります。これを逆に押さえ込みました。

 猪瀬さんと古森社長、数値目標を入れ込むことに、とことん、こだわったお2人、共通項がたくさんあるように思いました。馬力があります。引きません。闘うことから逃げません。年末のあいさつ回りでお2人の闘士の気概を新ためて感じさせていただきました。来年、地方分権改革は、税財政をめぐる第三次勧告を行います。町の方は、極めて厳しい財政状況の中で小学校を建設します。正念場です。私も私なりのやり方で思い切って戦いを挑もうと思います。

2008年12月19日 (金)

上京

 18日、東京に出かけました。最近、しばしば電車が遅れます。「人身事故のため」と電光掲示板に流れます。アナウンスもされます。暗い気持ちになります。大半は、投身自殺だと推測されるからです。経済情勢が一段と厳しくなり、自殺される人の数が更に増加すると推測されます。日本の今の現状、根底から作り変えないと立ち行かないと思います。

 小田急電鉄本社を訪れ、大須賀社長に年末の挨拶をしました。話題は、景気の話です。電鉄事業本体は、影響は出てきていないが、デパートの売り上げは、心配だということでした。消費も急激に冷え込んできているようです。町の財政事情も極めて厳しいですが、新しい小学校は、建設を進めると伝えました。新小学校の周辺は、小田急が中心メンバーとなって開発を進めようとしています。事業の促進に向けて小田急の協力を要請しました。

243  午後、明治学院大学で町づくりについて話しをしました。農業経済が専門で開成町にも調査に来られた神門(ごうど)善久教授からのお誘いでした。神門先生、辛口の評論で有名です。学生たちに様子を聞いてみました。厳しいといえば厳しいですが、一生懸命、勉強する学生にとっては、良い先生ですということでした。

 授業では、小さくてもやり方によっては、名を成すことができるので、挑戦し続けるべきだというメッセージを送ることを心がけました。なぜ町づくりに賭けるのか、人生観のようなものを伝えたつもりです。学生達が、本当にやりたいことに向けて努力して欲しいと願ったからです。若者が次の時代を創る原動力です。働く場としては、小さな町も、能力を発揮できると、リクルート活動もさせていただきました。

2008年12月18日 (木)

希望

239 先週土曜日のティータイムで、ヒトラーのユダヤ人虐殺の悲劇を子ども達などに伝えるボランティア活動をしている女性を紹介しました。NPO法人ホロコースト教育資料センターを運営している石岡史子さんです。石岡さんを、なぜ、ここまで駆り立てるのか、聞き漏らしてしまったと書きました。

 メールが届きました。虐殺から生き延びた人々が、憎しみや絶望ではなく、愛することや平和を創り出すことを訴えている姿に心より感動を覚えたということです。憎しみの感情を乗り越えて気高く生きている人々がいること希望を与えることは間違いありません。しかし、戦後成立したユダヤ人の国家イスラエルと独立を求めるパレスチナ難民との間では戦闘が続き、憎しみが渦巻いてしまっています。現実の政治に歴史の教訓が生かされていないことが、残念でなりません。

 青年海外協力隊の一員としてインドネシアのスマトラ島へ派遣が決まった女性が挨拶に来ました。小野栄子さん、生まれも育ちも開成町。中学3年生の時から海外に行って働いて見たいと夢を持っていたということでした。子供服のメーカーに就職しましたが会社を辞めて、夢の実現に向けて青年海外協力隊に応募したということでした。

 242 家族の中ではおじいちゃんがいなくなってしまうのが寂しくてたまらない様子だと話していました。派遣期間は、来年の1月6日から2年間です。あっという間です。小野さんには、町役場にインドネシアの様子を伝えるリポートを送って欲しいと頼みました。ホームページや広報に掲載したいからです。それにしても中学生の頃からずっと思い続けていた夢を実現しようとする小野さんの笑顔素敵でした。帰国後は、小学校の先生を目指すということです。頑張って下さい。

 

2008年12月17日 (水)

分権改革報告71

 地方分権改革推進委員会は、8日、第二次勧告を出しました。年内は、委員会開催の予定はありませんでした。ところが急きょ、開催となりました。第二次勧告では、将来的に国の出先機関の職員を35000人程度、削減するという数値目標が盛り込まれました。猪瀬直樹さんが主張し、丹羽委員長が採択しました。最大のポイントです。

 勧告文では、この数値目標を入れ込んだ後、「以上を踏まえ」、「具体的な措置を求める事項は、5及び6のとおりである。」という二行が挿入されました。「5及び6」には、具体的な数字は盛り込まれてはいませんので、数値目標を棚上げすることも可能だとの疑いが出てきました。昨日の委員会では、勧告は、35000人程度の削減数値目標を設定し取り組むよう決議しました。

 全く不可思議なことが起きるものです。何気ない2行ですが、取りようによっては、重大な意味を持ちます。なぜこのようなことが起きたのかは、闇の中です。昨日の会合では、これ以上詮索したところで、事実が究明できないと判断し、決議という形で決着を図りました。私は、本来ならば勧告のやり直しをすべきですが、やむを得ないということで、しぶしぶ納得しました。

 これで、年内の委員会は終了です。年明けは、14日から始まります。いよいよ地方税・財政の話しに論点が移ります。地方自治体は、仕事量は増えているのに、財源が削られて厳しい局面に置かれています。国と地方の税源をどのように配分すべきか、議論が行われます。地方自治体、とりわけ市町村が担っている仕事は、福祉や教育といった住民に密接なものばかりです。消費税のようにおおむね安定している税を充てるべきだと私は思います。

 

2008年12月16日 (火)

語り部

 15日、今年、最後の交通安全指導日。車で町内を一周、寒かったですね。酒匂川に架かる橋の上の気温の表示は、2℃でした。でも、子ども達の「おはようございます。」の元気な声を聞きますと寒さも吹き飛びます。

 241 足柄の歴史再発見クラブの佐久間会長と小林事務局長が、長崎県で高校教師をしていた満行豊人(みつゆきとよひと)さんを連れて町長室に来られました。満行さんは、平成3年(1991年)に大噴火があった雲仙普賢岳の災害を後世に伝えようとボランティア活動をされています。満行さんは、元高校の地理の先生で71歳。生々しい噴火の様子を自ら撮影した写真を活用して災害現場を訪れた方々に当時の様子を説明しています。満行さんは、この災害で教え子を6人失っています。

 満行さん、話し出すと止まりません。ユーモアもあり、飽きさせません。噴煙が噴出している写真をどうして撮れたかを伺い、思わず、笑ってしまいました。「立ち入り禁止」となっていましたが、ロープの下を這って中に入ったので、「立ち入り禁止」を破っていないと説明されていました。一休さんの話を思い出しました。しかし、その明るい口調と裏腹に、強い使命感に裏打ちされた確固とした信念を感じさせる方です。

 満行さんをゲストの一人としてお招きして、足柄の歴史再発見クラブが開催する「足柄地区の噴火災害シンポジウム」は、本日午後、開成町の町民センターで開催されます。富士山は、301年前の今日、大爆発しました。

2008年12月15日 (月)

時代の空気

 14日は、公務はありませんでしたが、法事と個人的な会合がありました。必ず、話題に上るのは、景気の話です。皆さん、先行き、どうなるか心配しています。男女、職業を問いません。目下最大の気がかりな事柄です。特に中小企業を経営している方にとっては、大変な試練だと伺いました。自動車関連は、特に、厳しいとのことでした。

 この景気悪化の中で大賑わいの場所があることが話題になりました。低価格の衣料品量販店です。若者向きの店だというイメージを持っていましたが、高齢者が、出かけても買い物が楽しめると話していました。カシミアのセーターを購入したということでした。この時期、安くないとダメのようです。

 あと、驚いたのは、中年男性が、NHKの大河ドラマ「篤姫」を意外に見ていることでした。地上波、衛星放送、それに再放送まで何回も繰り返し見ては、同じシーンでうるうるしてしまうという熱狂的な視聴者もいました。かつてNHKに勤務していたものとしては、うれしいことですが、それにしても、そこまでと思ってしまいました。

 浮かれてはいられないと皆が思い始めているのではないでしょうか。そんな中で本格的なドラマであったり、硬派のニュースやドキュメンタリーを見て、よくよく考えてみようという風に視聴者の気持ちが変ってきているのではないでしょうか。NHKの視聴率が最近上がっているとの調査が出ていましたが、これは、一時の現象というより、時代の空気の変化が背景にあるように思います。

2008年12月14日 (日)

子ども力

Photo  13日、町に二つある保育園のうちの一つ、酒田保育園で劇などの発表会がありました。小さな子ども達の愛くるしい演技に思わず見とれてしまいました。途中の休憩時間で失礼しようと思っていたのですが、午前中いっぱい、最後まで見てしまいました。園長先生が締めくくりの挨拶で、「子どもの力はすごいです。」と話されていました。まさにその通りです。席を立とうと思いませんでしたから。

 低い年齢の子ども達は、その純粋さとしぐさだけでスターです。年齢が上がるにつれ、表現がしっかりしてきて、思わず拍手という場面があります。年長さんはディズニーの名作「美女と野獣」でした。一緒に見ていた町会議員の方がうっとりと見ていられたようでしたので「王女様を演じたいですか?」とたずねてみました。はにかんで笑っていられました。来賓も見ているだけでなく劇に参加というのも面白いですね。

 子どもは、未来を感じさせます。だから、人々に力を与えるのだと思います。逆に言えば、子ども達がいなくなってしまえば、人々の活力は低下します。未来を思い描くことが出来ないのですから。かつて無理やり子ども達をこの世から抹殺してしまう政治が行われました。ナチスのヒトラーが行ったユダヤ人の大量虐殺です。子ども達から殺していきました。ユダヤ人の未来を奪い、根絶やしにしようとしたのです。

239  午後、人権研修会があり、ユダヤ人のある一人の少女ハンナが持っていた大きなかばんにまつわる物語を聞きました。講師は、石岡史子さん。ユダヤ人の虐殺と人権について講演活動をされています。ハンナは、13歳で収容所のガス室に送られ命を奪われました。持っていたかばんの複製が日本にあります。石岡さんは、子ども達にハンナの物語を伝えているうちに、ハンナと一緒に収容所に入れられ奇跡的に助かったお兄さんがカナダで生きていることを突き止め、日本に招くことにも成功しています。

240  暗い気持ちになってしまうユダヤ人虐殺の物語の中で、一番勇気をもらったのは、敢然とユダヤ人を身を挺して守った人々もたくさんいたという事実でした。一歩間違えば、ナチスに捕らえられる危険を冒してまでユダヤ人を助けた真の勇者がいたことです。その中に日本人もいます。杉原千畝(ちうね)さんです。当時、リトアニア大使館にいた外交官です。国外に脱出するビザを発給し続け6000人のユダヤ人の命を救ったと言われます。かくありたいと思います。それにしても講師の石岡さん。全国の小学校を回って命の大切さを伝えたいと話していました。石岡さんをここまで駆り立てるものは何なのでしょうか。聞き忘れました。

2008年12月13日 (土)

12月議会3

 12日、12月議会最終日。町が計画を作る際に町民の皆さんからのご意見をどのように聞き取るかのルールを決めた「開成町パブリックコメント条例」が認められました。既に町は、様々な形で町民の意見を吸い上げています。町づくり町民集会、アンケート、審議会への公募の委員の募集などです。

 どのような町の計画を対象にして町民の意見を聞かなければならないか明確でなかったためにきちんと整理し、その手続きを定めました。町の総合計画、地域防災計画、環境基本計画といった町づくりの基本をなす計画が主な対象となります。ホームページや町の広報を通じて意見の募り、一定の様式で述べてもらうことになります。

 議論の中では、まず、「パブリックコメント」などといっても町民はわからないではないかと指摘されました。パブリック=公衆、コメント=意見、公衆が意見を提案する制度ということです。国では、平成11年から取り入れています。カタカナ言葉で定着してしまっています。議員のご指摘もっともなところがあります。広報などで判りやすく解説するしかありません。工夫が必要です。

 もう一つ、このような条例は、住民の代表である議会を軽視することにつながる危険性があるとの意見が出されました。行政が直接住民から意見を聞くことは、住民の立場に立った行政の展開のためには不可欠です。議会をないがしろにする意図などありません。議会の方も、幅広く聞く住民の意見を聞く機会を持ち、住民の代表に相応しい意見を行政にぶつけ、議論を戦わせることが求められています。

2008年12月12日 (金)

にんじん

238  11日、完全無農薬の野菜のプレゼントがありました。開成町で農業を始めたばかりの田中大樹さんからです。家族揃って町長室に来てくれました。田中さんは、先月29日、有機農業の第一人者で大分県臼杵市で農場を経営している赤峰勝人さんを開成町に招いて講演会を開きました。

 県内各地から聴衆が集まり300数十人の大盛況でした。ただ、大半が消費者で農家は少なかったです。消費者の皆さんは健康に高い関心を持っていて赤峰さんに対する質問もほとんど病気や健康づくりに関するものでした。田中さんも農家の関心をもっと高めたいと話していました。

 田中さんは、開成町と大井町、南足柄市に農地を分散して持っています。あわせると1ヘクタールちかくになるとのことでした。田中さんのように新たに農地を求める場合、なかなか一箇所に集約できません。野菜中心で個人ルートでかなりさばけるとのことでした。

 田中さんのような農業を志す若者がどんどん開成町にやってきてくれると開成町の農業の未来も明るくなります。開成町の場合、土地が狭いので田中さんのように完全無農薬で行くとか質を高めませんと、成り立ちません。しかし、大変ですので、若くないとなかなか挑戦できません。田中さんのネットワークに期待してます。

2008年12月11日 (木)

12月議会2

 10日も議会の一般質問が続きました。ある議員から今年法律が制定されたばかりの「歴史まちづくり法」に関連する質問が出されました。これまで、歴史的な文化財保護行政と、都市計画などの町づくり行政が別々であったことから歴史的な景観を保存しにくいという問題がありました。例えば、お城の周りが高層マンションや飲食店といったようなケースです。

 この法律では、文化財保護と都市計画などの町づくりを総合的に行い、特に、重点区域を定め、そこに支援を集中して歴史的な景観を保全していこうとしています。開成町は、この法律の対象となるような国宝級の文化財はありませんので、直接の対象とはなりません。町や教育委員会は、開成町は、対象とならないということに重きを置いて答弁しました。

 これに対し、議員は、「対象とならないことは判っている。対象にならないからといってそのままにして良いのか。開成町なりの対応を考えるべきだ。その結果、開成町として条例で定めることもできる。」と反論しました。明らかに議員の意見が正論です。この反論を受けて、私は、「町が、自分で考え条例で定めていくことは、まさに、地方分権時代のものだ。」と評価させてもらいました。

 町レベルですと、ついつい、国や県の基準に当てはまらないからといって、そこで、思考停止してしまいます。そこから一歩前に進んで国や県の基準に当てはまらないのならば、町独自でどのようなやり方があるのか考えることが、これから、ものすごく重要です。地方分権改革が進みますと地方自治体の方で考えて条例にできる範囲が広がるのですから。昨日の議員の問題提起は、地方分権の時代を先取りした問題提起でした。

2008年12月10日 (水)

12月議会

 9日、12月定例議会が始まりました。一般質問がありました。世界的な景気減速による企業業績の急激な悪化にともなって町財政にどのような影響が出るのか、中学校で様々な諸問題が起きていることへの対応をどう考えているか、この二つの問題に議論が集中した感がありました。

 企業業績の悪化と法人税収の減少は、これはどうしようもありません。開成町のようなグローバルな先端企業に税収を頼っているところは、直撃です。大幅な税収減は覚悟しなくてはなりません。しかし、日本中の問題ですので、泣き言を言ってられません。町としてできることは、全て考えて実行して行きたいと思います。基金の活用、土地の売却、それでも足らなければ、最小限の借金の三つが当面の手段です。

 中学校では、個人情報が入ったパソコン用のUSBメモリーを臨時採用の先生が紛失するという事件がありました。このほかにも、生徒の非行問題もあることを知りました。中学校は、不登校の割合が5.1パーセントで、神奈川県の平均の4.0パーセントより高いことも知りました。

 ある議員の方が中学校の授業を見たいと申し出たら断られたということです。何か特別な事情があったのかしれませんが、可能な限りオープンがあるべき姿です。ブラスバンド部など地域で活躍している中学生の姿をよく見ていましたので安心していました。しかし、議会のやり取りを聞いていて、私も関心を持たないといけないと思いました。

2008年12月 9日 (火)

分権改革報告70

 8日、地方分権改革推進委員会の第二次勧告がまとまり、直ちに丹羽委員長から麻生総理大臣に提出されました。主要な国道や河川の管理を行う国土交通省の地方整備局、大規模な農地などの整備を行う農林水産省の地方農政局など国の出先機関のあり方が最大の焦点でした。先月6日、麻生総理大臣が、「原則廃止」だという考え方を打ち出し、事態が動きました。それまでは中央省庁側の抵抗がきつく袋小路に入っていました。

 その後、「原則廃止」は、「抜本的統廃合」と表現を変えました。「原則廃止」が一人歩きしてしまうと、まずいとの総理周辺の判断が働いたのではと思っています。結果的に勧告は、地方整備局など六つの機関を廃止して統合し、新たに地方振興局を設置することとなりました。直轄工事などを行う実働部隊は、地方工務局としてまとめられることなりました。更にこれまで地方自治体側が手を出せなかった国の出先機関の計画立案や予算などに対等な立場で意見を言うことが出来る場として「地域振興委員会」を設置することを盛り込みました。

 最大の焦点は、国の出先機関の人員削減の数値目標を入れるかどうかでした。東京都副知事の猪瀬直樹委員が徹底してこだわりました。丹羽委員長も受け入れて勧告案の中に35000人程度の削減を目指すべきだとの文言が入りました。猪瀬さんの粘り腰というほかありません。私も数値目標が入ったことにより、国の出先機関は将来的には原則廃止し、地方へ移すという方向性がより具体化したと評価しました。

 今回の勧告案の取りまとめは、全て水面下で進められました。私はこうした手法に一貫して反対し委員会の場で再三意見を述べましたが、無視されました。抗議する意味で、水面下の調整には参加しませんでした。事前に漏れると中央省庁や国会議員の抵抗が強まるとの配慮でした。でも、実際は、途中一部マスコミに勧告案が、すっぱ抜かれたりしました。マスコミに出るぐらいならば、もう少し表舞台で議論して、委員の間にどのような意見の対立があるかを明らかにすべきです。その方が国民の地方分権改革に対する関心を高めます。やり方を変えるべきです。

 勧告は出されたものの実現は容易ではありません。中央省庁の抵抗やそれに連なる国会議員の反対があります。一方、地方自治体側でも、早速、勧告内容に対し、不十分だとの不満が出されています。勧告を取り巻く環境は厳しいです。しかし、この時点で、数値目標を入れ込んだ勧告を出したことは大いに評価されるべきだと私は思います。また、私も、地方自治体の一員です。その立場から議論に参加していますと、地方側からもっと分権を勝ち取るという率先した実践行動が必要だと思えてなりません。主張する以上は待つのではなく、まず、実際に行ってみることが大切だと思います。

 いよいよ、次は、国庫補助金のあり方、国と地方の税源配分の問題、地方同士の財政格差の是正といった、かねめの話しに入ります。これは、国と地方という区分けでは話しは成り立ちません。財務省とそれ以外の官庁では見解が異なります。東京都のような財政力があるところと、財源の不足している地方では、考え方に、大きな差があります。このような中で、あるべき地方の税財政を示そうとするのですから、難問中の難問です。しかし、針のむしろのような舞台で議論できることは、もちろん大変ですが、わくわくします。今度こそ、もっとオープンな場での議論を積み重ねて勧告へとつなげたいです。勝負します。

2008年12月 8日 (月)

百周年

 7日、同じ足柄上郡の中井町で、百周年の記念式典が、ありました。明治41年(1908年)、中村と井ノ口村が合併して中井村となり、昭和33年(1958年)そのまま町となりました。中井という名前は、100年続いていることになります。記念式典の来賓の挨拶の中で神奈川県町村会長でもある、島村松田町長は、「中井がずっと残るように。」とエールを送っていました。現在、議論が始まっている神奈川県内の市町村合併を念頭においての発言です。

 足柄上郡の一番東側に位置する中井町は、東名高速道路の秦野・中井インターが、昭和56年(1981年)に開通してから企業の進出があり、急速に発展を続けました。財政的には、全国的にも指折りの町です。しかし、一方で、人口は、およそ1万人、伸び悩んでいます。財政基盤が充実するのと裏腹に、少子高齢化の進行が進んだことになります。中井町は、果たして、この難問をどのように解決して行くのでしょうか。

 秦野や湘南地域との結節点で経済圏としては、明らかに、東側の圏域によっています。一方、行政のつながりは、小田原市を中心とする神奈川県西部2市8町の圏域の一員です。うらやましいぐらいの地の利です。日本の経済の中心地の東京・横浜に近い訳です。一方、21世紀の産業と期待される観光のメッカ箱根にも近いというPRもできるのですから。

 中井町は、このメリットを活かしつつ一義的には神奈川県の産業基地としての役割を果たすことを誰しも期待しています。一方、少子高齢化への対応は、一筋縄ではいきません。なにせ全国的な課題です。急がば回れで、若い世代が住みたいと思うような計画的な町づくりを進めることが本筋の取り組みではないかと個人的には思います。この二つの政策の両立を追及することが、出来るのならば中井町の名前は、永遠とは言わないまでもまだまだ続くような感じがしました。

2008年12月 7日 (日)

忘年会

 平成20年、残り一ヶ月を切りました。忘年会シーズンです。私も私的な会がありました。あいさつで、町の懐具合を話しました。「企業誘致に一生懸命、取り組んで、上手く行きました。さーこれからという時に、世界経済の大混乱です。業績悪化で税収ままなりません。きついです。でも、下を向いていても仕方ありません。なんとかしのぎます。」

 こういった時は、明るい話題がないといけませんが、幸い、開成町は、小学校を新たに建設します。少子化が言われている中で、逆に子どもの数が増えているのですから、これほどうれしい悲鳴はありません。20数億円の事業ですが、どんなことがあっても平成22年開校を目指します。

 赤ちゃんの数が増えています。生まれた赤ちゃんの数と亡くなられた方の数との差が自然増・減です。引っ越してこられた方の数と転出される人の数の差が社会増・減です。開成町は、これまで、社会増が大きかったのですが、このところ、自然増も伸びています。前の年の同じ月と比較した人口データが横浜銀行系の研究所から出されています。

 10月1日現在のデータを見ますと、開成町の自然増加率は、0.7パーセントで、神奈川県の市区町村でトップです。開成町以外の上位は、全て横浜市や川崎市の新興住宅区域です。私は、ちょっとした快挙だと思っています。計画的な開発を進めてきた成果です。

 子どもを生む世代の方々が環境が良く、ほどほど便利、価格もまずまずということで開成町を選びました。そして、移られた皆さんが赤ちゃんを産んで下さっているのが現在だと分析しています。たくさんの赤ちゃんのためにも、小学校の建設を進めなくてはなりません。

2008年12月 6日 (土)

上演

236  5日、足柄地域の高齢者を対象に交通安全のシルバー大学がありました。交通安全とは、直接関係ありませんが、大きな社会問題となっています「振り込め詐欺」もテーマでした。開成町が誇る消費者の会の劇団が、寸劇を披露し注意を呼びかけました。

 235 演技力がアップしました。練習の成果が現れました。松田警察署の田畑署長と一緒に見ましたが、署長も感心していました。素人演技ですので、どうしても、せりふを忘れたり間違えたりします。アドリブのフォローが自然でした。一度、見てみたいと思われる方、開成町役場にご連絡下さい。

 地方分権改革推進委員会の第二次勧告が近づいてきました。8日に勧告を取りまとめる予定です。事務局よりたたき台の案文と資料が送られてきます。時間が無く、目を通すのが大変です。国の出先機関の抜本的な改革について盛り込みます。関係する府省庁がピリピリしているようです。

 麻生総理大臣は、11月6日、丹羽委員長に対し国の出先機関のうち、国土交通省と農林水産省の出先機関について「原則廃止」という表現を使って案を取りまとめるよう指示をしたと私たちに伝えられました。その後「原則廃止」は、「抜本的な統廃合」に変化し整理されました。この辺りに中央省庁の官僚の影が見えてなりません。勧告案の審議は来週8日です。

2008年12月 5日 (金)

テープカット

232  4日、大安吉日、快晴。駅前に横浜銀行の支店ができオープン式典がありました。テープカットの一員に加わらせていただきました。はさみを持ってポーズをとると何故か先にはさみを入れてしまいそうな恐怖感に捕らえられます。支店は、窓が多く、明るい感じでした。窓を丸くしていて船室のようなイメージも取り入れられており、工夫されていました。

 233 私が町長に就任した1998年、10年前は、駅周辺は野原のような状態でした。小田急電鉄の開発により着々と体裁が整ってきました。現在は、世界的な景気の悪化によって日本経済も冷え込んでいますが、いつまでも、底ではありません。開成駅周辺は、まだまだこれから開発が進みます。地域経済のけん引役になれる活力を持っています。

 234 柿は、若い人に好まれないことを初めて聞きました。私は、好きです。若くないということになります。県の農業技術センターの方が、新品種の柿を持ってPRに来られました。「太秋(たいしゅう)」という名前で大きい実でした。食べてみました。硬めなのに甘かったです。サクサク感があるので、若い人に売り込みたいとのことでした。ただ、皮をむくのが面倒なのが嫌われる原因だとしたら、皮ごと食べても大丈夫な安全なものということになります。

 夜、足柄地域の中小零細企業の皆さんの交流会に呼ばれ、町づくりの話をしました。景気の動向が気がかりなのは、当然ですが、何とか頑張っていくという意欲が感じられ、多少、安心しました。地域の市町も踏ん張らないといけません。広域連携を強化し、計画的な町づくりをして、人を引き寄せることが役目となります。まずは、観光から、そして定住へとつなげることです。自然豊かでそこそこ便利な足柄地域は、十二分すぎるぐらい可能性の宝庫です。

2008年12月 4日 (木)

いくみ会

230  いくみ会、地域で食生活の改善のボランティア活動を続けている団体です。神奈川県内各地にあります。3日、開成町支部の皆さんからお昼ごはんをごちそうになりました。安い素材を活用して多彩な料理というのがテーマでした。感想を求められました。

 231 「私は、好き嫌いがありません。何を食べても美味しいです。でも、すぐ食べたものが何だったか忘れてしまう欠点があります。でも、きょうは、茶巾のおにぎりイクラが入っていて特に美味しかったです。」と答えました。

 食は、生活の基本中の基本です。いくみ会の活動、貴重です。自治会での地域活動の中には男の料理教室があります。私も、妻に引っ張られて、3回参加しました。あと、素材そのものの安全も気をつける必要があります。先日、大分から講演に来られた有機農業の指導者の方が口をすっぱくして強調していました。

 夜、町の商工振興会の工業部会、職人さんたちの忘年会をかねた懇談会に参加しました。全く、気持ちの良い人たちばかりです。でも、その方々が景気の悪化に苦しんでいます。仕事が減りしのぐのが大変だという声を多く聞きました。地域に根ざした産業を盛んにしなくてはと痛感しました。農業を核に観光と絡めて行きたいです。

2008年12月 3日 (水)

分権改革報告69

234  2日、開成町婦人会のパークゴルフ大会がありました。山北町の婦人会も参加していました。天気予報は、午前中雨でした。「婦人会は天気まで変えてしまう力があるんですね。きっと山北町の婦人会の力が大きかったからでしょう。」とエールを送りました。

 開成町の婦人会と言えば、古民家瀬戸屋敷で開催されるひな祭り。4万人近くの来場があるまで育て上げました。「みな様は、おひな様です。」と呼びかけました。念を押すため三度繰り返しました。なぜか、だんだん笑い声が大きくなりました。

235  文部科学省から来ていただいている松浦教育長さん。パークゴルフは、初めてだということでした。おひな様に囲まれてのラウンド、成績は、どうだったのでしょうか。おひな様のプレッシャーに打ち勝つことが出来たかどうか…。

 午後、地方分権改革推進委員会がありました。国の出先機関の抜本的な改革が論議されているさ中に、仙台で国の出先機関を統合した20階建ての巨大なビルを建設する計画は、当面、中止することになったとのことです。この外にも全国で同様の建設計画が目白押しで、平成19年度から3年間で2049億円というのですから驚きです。

 国土交通省では、耐震の問題もあり、計画的に整備を進めていると説明していますが、とても納得できません。地震対策をしたくてもできない学校がまだまだたくさんあります。そうした実情と関係無しに計画があり予算があるから自動的に建設を進めるという構造になっていることが問題です。

 国は、法律などで地方自治体の事務を規制しています。もっと地方自治体の自由度を上げて、条例などで決められるようにすることも地方分権改革の大きな柱です。この分野の専門的な法律家である小早川委員が中心になって1万近い法律の条項を検証しました。その結果、4076項目の条項に問題があり、改善が必要だとの勧告案がまとまりました。

 地方自治の現場にいませんと実感が湧かないかもしれませんが、このまま実現するとなると画期的なことです。介護保険の制度設計の自由度が上がり、その地域にあった方法で保険を組み立てることを促します。障害者の自立支援も同様です。地方自治体の職員、また、条例を審議する議会の責任重大です。しかし、地方の時代を創るためには、自らの努力も不可欠です。試練だと捉え乗り越える気概が求められます。

2008年12月 2日 (火)

師走

 233 12月に入りました。最低気温3.2度。寒い朝でした。1日は、交通安全キャンペーンの定例日です。開成町で一番北に位置する農業振興地域では、通学距離が遠いことから、朝、早くから通学する児童を見守るボランティアの方々の姿が見えます。ご苦労様です。

 3役部長会議がありました。防災担当参事より、上島自治会で実施された宿泊での防災訓練や中家村自治会や牛島自治会での防災講演会の報告がありました。自治会館、イザという時は、宿泊場所となります。上島自治会は停電を想定して訓練を行っていました。行政も自治会を支援しながら上島のような訓練を広げていく必要があると提案しました。

 教育部長より、文化祭について実施報告がありました。開成町は、新しい方がどんどん増えています。芸術分野での優れた方がいられます。そうした皆さんが参加できる文化祭にするため一工夫が必要です。また、小田原市など文化人が多く住まれている地域との連携を考えて欲しいと要望しました。

 続いて緊急財政対策会議に移りました。来年度の予算編成は一筋縄ではいきません。法人税収が大きく落ち込みます。一年前と状況は激変です。そうした中で新しい小学校の建設を進めます。平成21年度の財政運営は、開成町にとって正念場となります。英知を結集して乗り切るしかありません。

2008年12月 1日 (月)

 小規模事業者が中心になっている納税団体、小田原青色申告会の税の書道展の表彰式が30日ありました。27回目です。県西部地域2市8町の小学校から13000点を超える応募があります。子ども達の書道の一大イベントです。

 数々の副賞があります。どよめきが起きた副賞が二つありました。一つは、東京ディズニーリゾート親子ぺアチケット。もう一つは、任天堂ディーエスアイです。特にゲーム機の方は、大歓声でした。任天堂は、世界経済の大混乱があっても、史上最高益を出していますが、強さを実感しました。

Photo  私は、挨拶で、企業から入る税金の話をしました。「開成町には、富士フイルムの研究所がありますが、このところ、デジカメが売れないので、町に入る税金が減りそうで大変です。任天堂のゲーム機だけでなく富士フイルムのデジカメも買ってもらって下さい。」と呼びかけました。壇上から富士フイルムのデジカメで一枚写真も撮りました。

 もう一つ書道の話しもしました。「絶対に毛筆でないと署名が出来ない会議があります。内閣総理大臣や大臣の閣議です。将来、総理大臣や大臣になりたい人は、もっと書道の練習をしましょう。」と子ども達に投げかけました。その後、主催者に対し「そのためには青色申告会がもっと頑張ってこの書道展を盛んにすべきです。景品に富士フイルムのデジカメをつけたらどうでしょうか。」と提案しました。来年が楽しみです。(笑)

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