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2008年10月31日 (金)

分権改革報告64

 30日、地方分権改革推進委員会がありました。先週、麻生総理大臣が、ガソリン税など道路建設に充てる道路特定財源をあらゆる用途に活用できるようにする一般財源化問題に関連して「1兆円を地方へ配分したい。」と発言しました。この発言を鋭く捉え猪瀬直樹委員が緊急提言しました。

 地方分権の観点から、地方に税源を渡して恒久的に使えるようにすべきであり、地方分権改革推進委員会としても総理大臣に意見書を提出すべきだと発言しました。私や、前総務省事務次官で専門委員の松田隆利さんがすぐに賛同しました。松田さんは、この道路特定財源の問題は、地方分権改革推進委員会の今後の推移を決定付ける重要な問題だと指摘しました。

 道路特定財源は、国が3兆円強、地方が2兆円という配分です。実際に使われているのは、国が2兆円で地方が3兆円使っています。逆転しているのは、国から地方へ交付金を出したりして複雑なやり取りがあるからです。1兆円を最初から地方へ税源を移してすっきりさせて、わかり易い仕組みにしたらどうかというのが猪瀬さんの提案です。

 全く持って正論です。こういった形で地方へ税源が移れば、地方は、それぞれの地域で自分たちで使い道を考え事業に充てることができます。例えば、都道府県に一括して税源を移したとして、そのまとまった財源をどのように活用するかを考える委員会を都道府県ごとに立ち上げていけば、それぞれ特色のある事業を行なうのではないでしょうか。何としてでも税源移譲を実現させたいです。

2008年10月30日 (木)

復旧へ

006  昨年9月7日未明、台風9号による大雨の影響で、十文字橋が落ちました。1年2ヶ月になろうとしています。29日、松田町との間で作っている十文字橋復旧対策協議会の第10回目の会合がありました。工事は最終段階に入っており、年内復旧間違いなしということでした。最後の最後まで気を緩めず取り組んで欲しいです。

 地方分権改革推進委員会で介護保険や生活保護など福祉のあり方をめぐって意見交換がありますので準備をしました。県や町の担当者などから話を聞いていますと、事細かに厚生労働省から基準を定められていますので、職務を担当するのは、かなり大変だと思いました。

 職員は、いわば専門家になりませんとやっていけません。人事異動もこの点を考えませんと、上手に回転しなくなります。出来れば、社会福祉士など福祉専門職の採用を増やしたいのが本音です。ところが、総務省は定員を厳しく抑制しようとしていますので、ままなりません。

 特別養護老人ホームなど福祉の現場では、給料が安いため職員が定着しないという悩みを抱えています。介護保険から支払われる仕事の単価が低く抑えられているために給料を上げたくても上げられません。その結果、非常勤の職員が増えます。経営上も人件費を低く抑えられるからです。果たしてこれで良いのか。全く持って悩ましいです。

 

2008年10月29日 (水)

招待状

 207 28日、今年開成町に引っ越して農業を営んでいる青年が町長室に来ました。福岡県出身で28歳。農業の専門大学を出た後、どうしても有機農業を実践したいと大分県の著名な有機農法の農家に住み込みで勉強してました。11月29日に先生である赤峰勝人さんを招いて開成町の福祉会館で安全な食について講演会を開くということでした。若い青年の挑戦、応援したいです。

 208 開成幼稚園の園児からも招待状が届きました。私の似顔絵と採れたてのさつまいもも一緒です。11月6日に焼きいもパーティーがあるので来て下さいとお願いされました。もちろん、二つ返事で、OKです。「11月6日は町長さんの誕生日だよ。」と話したら、みんな、「えー!」と言っていました。今年は、最高の誕生パーティーになりそうです。

 210 もう一枚招待状がありました。11月25日に幼稚園で一緒に給食を食べましょうと書かれていました。こちらも二つ返事でOKです。元気な子ども達と一緒に食べる給食、美味しいんですよね。楽しみです。

 209 午後、円中自治会の老人クラブの催しに招かれました。創設20周年です。町で最も活発な老人クラブの一つです。新しく町に住まれた方々が多い地域ですが、元々住んでいられた皆さんと調和しています。アルバムを記念にいただきました。夜、自宅に戻ったら、酒田保育園からもさつまいもが届いていました。プレゼント三昧の一日でした。

2008年10月28日 (火)

町の名工

204  全く器用な方がいられます。一本の竹から魚を釣り上げる様子を描いた竹細工を作ってしまうのですから。釣り上げられた魚をカニが、はさみではさんで、釣り上げれないよう待ったをかけています。素晴らしい構図です。

 205 上延沢自治会の文化祭で展示してありました。私が、余りの出来にビックリしたら、作者が、27日、町長室に持ってきてくれました。早速、飾らせてもらいました。職人さんの匠の技に、誰もがビックリされると思います。

  隠れた技能を持っていられる人がたくさんいます。自治会の文化祭は、そうした皆さん206の発表の場です。ずば抜けた作品にも時々出会います。町全体の文化祭にも出品してもらい、何か賞を考えても良いかもしれません。町の名工として登録させていただくという方法もあります。

 賞と言えば、開成町の保育園、酒田保育園の露木園長先生が、舛添厚生労働大臣から表彰を受けました。現在、町の保育園は、二つになりましたが、ずっと一203つだけでした。露木園長は、その保育園を切り盛りしてこられました。おめでとうございます。

2008年10月27日 (月)

福祉大会

201  26日、社会福祉協議会主催の福祉大会がありました。福祉事業に貢献された方々への表彰、小学生と中学生の作文の朗読。視覚障害者の方のオカリナとハーモニカの演奏、そして講演会と盛りだくさんでした。

 小学生の作文が気にかかりました。大分県に暮らしているおばあちゃんは一人暮らし。おばあちゃんが、足をけがした時、感じたことを文字にしました。おんぶが出来るように大きくなりたいと書いていました。感動しました。一人暮らしのおばあちゃんを支える福祉の体制はどうなっているのだろうかと気がかりでした。一人でも安心して暮らせる取り組みは、開成町でも不足しています。

202  評論家の樋口恵子さんが講師でした。人生の設計図を書き直すべきだと話されていました。人生100年も決して夢でない初めての時代を生きているのが我々だと呼びかけていました。定年後もほどほど働ける仕組みを国を挙げて考えるべきだと話していました。一方、若い世代も夢が持てなくなっています。定職がなくなっています。福祉の現場の賃金をもっと上げるべきだと主張されていました。全く同感です。

2008年10月26日 (日)

幼児・児童・生徒

079  25日、コメ栽培体験学習で取れたコメをつかって収穫祭がありました。おにぎり、おもち、トン汁。地元の農家の皆さんのおもてなしです。横浜や川崎、横須賀など都会の家族連れが参加しました。古民家の瀬戸屋敷が会場ですので趣きもあります。

 ハンドフルートという言葉を初めて知りました。両手を組んだ時、出来る親指の間のすき間に息を吹き込んで音を出します。両手の間のすき間の大きさによって高い音、低い音を使い分けます。第一人者の森光弘さんをお招きしました。

080  幼稚園と小学校、中学校のPTAの皆さんが協力して行なった企画でした。中学校のブラスバンド部が演奏した後、森さんのハンドフルートと一緒に演奏しました。ブラスバンドの音に全く負けない透き通ったような高音が会場に響きます。驚きました。

 081 夜、小学生と中学生が瀬戸屋敷で一泊して触れ合うキャンプが行なわれました。指導する青少年指導員の皆さんも一緒に泊まります。この催しも瀬戸屋敷が会場ということで普段と違った体験ができます。中学生の参加が少なかったということでした。忙しいのかな。

2008年10月25日 (土)

情報収集

 「ワーキングプア」という言葉、ご存知でしょうか。一生懸命、働いても年収200万円にもならず生活していけない人が増えています。NHKがキャンペーンをして一気に問題化しました。24日、東京渋谷のNHKにお邪魔して、取材の責任者の方から話を伺いました。

 地方分権改革推進委員会の中でも、厚生労働省が行っているハローワークと都道府県の雇用確保のための施策、少なくとも、両者の連携をもっととるか、それとも、地方側の一本化するかなど改革が論議されています。実際にサービスを必要とする人たちはどんな考えを持っているのか伺いました。

 働く場の情報提供だけでなく、その後のフォローアップ、個人個人別のきめ細かな相談を求めているということでした。もちろん生活保護の部署とも密接な関係が必要です。となりますと地方自治体側が相談窓口を強化して対応できるよう改善を図るべきではないかと思います。北海道の釧路市が成果を上げているということでした。

 夜、横浜市の職員グループの勉強会に招かれ地方分権改革などについて意見交換しました。人口360万人、日本最大の市、横浜。横浜ならできる取り組みがたくさんあるはずです。地方分権改革推進委員会の論議を気にすることなくどんどん進めて欲しいとお願いしました。独自の政策を行う上で、障害があるのなら、国に対し主張すれば良いと言いました。

 横浜市とは、今年度、職員交流を実施しています。開成町からは、女性の職員を、法律を扱う部署に派遣しています。その職員が横浜市役所内部の掲示板に開成町の紹介を載せました。横浜市の職員の皆さん、しっかりしていると、驚いていました。年末に横浜市と開成町の職員の交流会を開こうということになりました。開成町に来ていただければと話しました。

2008年10月24日 (金)

横浜地方気象台

 23日、足柄消防組合の採用試験がありました。二次試験の面接と体力測定の様子を見ました。スポーツが得意という受験生ばかりです。それでも、3分間の腕立て伏せ、かなりきつそうでした。

 午後、横浜地方気象台の渡部台長が開成町に来られました。気象台のトップのことを「台長」と呼ぶことを初めて知りました。渡部台長のお話ですと、市町村と密接に意見交換をしようということで回っているということでした。大歓迎です。

 最近の雨の降り方が話題になりました。時間雨量という計測の仕方では、正確な実態を示すことが出来ないのではないかと話しました。20分どしゃぶりで、あとは、小雨などということがしばしば起きているからです。渡部台長も、いわゆるゲリラ豪雨については、気にされていました。神戸で発生したように一気に川が増水します。予測の範囲を狭めることと、後は、市町村など関係機関との連携がポイントです。

 神奈川県では、7ブロックに分けて、警報・注意報が出るようになりました。また、今年の6月からは、相模川に続いて、酒匂川でも洪水に関する注意報を出すようになったということです。警報の解除の方も迅速にお願いしたいと要望しました。なかなか警報が解除されないため、職員を出動させたままになることがよくあります。ブロック分けが、細かくなったことで改善されると思うと話していました。

2008年10月23日 (木)

信頼醸成装置(しんらいじょうせいそうち)

200  22日、老人クラブのパークゴルフ大会がありました。自治会対抗でした。高齢者の人口は、むしろ新しい住宅地より古くからの集落があるところの方が多いですし、まとまりが良い側面があります。人口だけでは決まらないところが面白いです。

 午後、大磯町の議会に招かれ、町づくりや地方分権改革について話をしました。町役場からも三好町長さんをはじめ幹部の皆さんが参加されていました。恐縮しました。それにしましても大磯町議会は女性議員が多いです。14人中8人ですので驚きです。

 開成町の町づくりの進め方を素材にして話を進めました。その中で、自治会との定期協議を数多く行っていることを紹介しました。定例の会議だけで、年間8回あります。毎回、3時間から4時間行っています。行政からの一方的な伝達ではなく、かなり意見が出ます。

 こうした話し合いを通じて、結果として、行政と自治会との間で信頼関係が育ってきます。これが大変に大きな効果だと思います。いかに立派な政策をまとめても信頼関係がなければ町民に浸透しません。

 国と国との外交関係を円滑に進めるためには、互いの信頼感を育成する仕組みが必要です。難しい言葉ですが、信頼醸成装置と言います。定期協議の場を作ることなどがこれにあたります。開成町と自治会の関係は、ちょっと大げさに言えば、信頼醸成装置にあたると思います。

2008年10月22日 (水)

分権改革報告63

 21日、地方分権改革推進委員会がありました。文部科学省と環境省と意見交換がありました。幼稚園と保育園を一体的に運営する施設のことを「認定保育園」と言います。設置の目標を2000としていますが現在200を超えた段階。幼稚園は、文部科学省、保育園は、厚生労働省と所管が分かれていることの影響があるとの指摘があります。文部科学省では、設置をしやすくするための検討を進めると述べていました。

 都道府県が、自然環境保全地域を指定する場合は、環境省と協議することが義務付けられています。都道府県側とすれば報告で十分だと主張しています。5年間で10件協議があったということですが、見解の相違は無かったとの説明がありました。都道府県側を信頼するかどうかに帰着します。ここまで国が関与する必要はないと思いますが、もう少し具体的な事例を検証したいです。

 国土交通省より追加の資料が提出されました。都道府県に移管することを検討しても良いとされる国道の範囲が広がりました。国道246号線も候補路線の一つになりました。東京都と神奈川県、それと静岡県が共同で管理することで国土交通省と合意できれば都道府県側の管理となる可能性が出てきました。財源と人員の確保が条件となるのは当然です。

 私の方で、今月9日、10日に実施した沖縄視察の報告をしました。現在、国の出先機関が実施している業務を可能な限り沖縄県に移して一元的に行政を展開する方向で見直しを考えるべきだと述べました。そして、沖縄単独で「自治州」として自立することを目指すべきだとしました。そのためには、経済的な支えがなければなりません。税率を特別に下げたりできるようにして企業の進出を促すなど特別の制度を認める必要があります。一つの国であるが二つの制度を容認する「一国二制度」を考える時期に来ています。

2008年10月21日 (火)

嘉数(かかず)の丘

 011 地方分権改革推進委員会の丹羽委員長より先の沖縄視察の報告をするよう求められています。20日は、終日、準備をしました。宜野湾市のアメリカ軍普天間基地。返還が決まった基地です。そこを見下ろす丘があります。嘉数(かかず)の丘と言います。私たちも丘の上から基地を見ました。

 嘉数の丘には、ふもとに京都府の慰霊碑が建っていました。京都府出身者が一番多くなくなったからです。沖縄問題に力を注いだ野中広務・元官房長官の回顧録を見直しました。嘉数の丘のことが載っているのを見つけました。野中さんは、京都府出身です。

 2500人もの京都府出身の人々が戦死した嘉数の丘にこそ慰霊碑を建てるべきだと思い沖縄を訪問したということです。当時、野中さんは、園部町長。昭和37年のことです。タクシーの運転手が突然、声を上げて泣き出しました。

 「あそこで私の妹は殺されたんです。アメリカ軍じゃないんです。」としぼり出すように野中さんに語ったということです。沖縄には本土の人間にはわからない過酷な歴史が背後に隠れています。安易な気持ちでは報告は出来ません。

199  夕方、小田急線開成駅前で防犯キャンペーンがありました。振り込め詐欺の被害にあわないよう呼びかけました。犬のぬいぐるみも一緒に参加しました。散歩中の犬がぬいぐるみを発見。盛んにほえていました。不審に思われたのです。電話でもこのくらい注意深く応対すれば詐欺にあうことはありません。

2008年10月20日 (月)

筋肉痛

 18日の保育園の運動会で小さな園庭を園児を追いかけて一周しただけですが、太ももが痛くなりました。運動不足です。痛みとはいえ、早めに反応があっただけ、まだ、ましという話しがあります。年齢とともに筋肉痛が出るのが遅れるというのですが、本当でしょうか。

 19日、町内の自治会対抗のソフトボール大会がありました。開会式で筋肉痛のことを話し、気をつけて下さいと呼びかけました。若い人もいましたが、中年の方々も目に入ったからです。きっと、今日、足を引きずってる方もいられるはずです。

 参加していた、中学生を子どもに持つお父さん方と立ち話になりました。奥さんから頼まれた用事でソフトボールに参加できない方の話題になりました。「当然ですよ。奥さん怖いですから。」との話しでした。我が家は、といいますと…。ノーコメントですね。

2008年10月19日 (日)

快晴

081  18日、素晴らしいお天気でした。日中は、日差しが強く、暑かったです。保育園の運動会がありました。園長先生が「町長さんは、いつも、こういうお天気の時、開成は、快晴ですと話します。」と運動会の開会式で話しました。続いてあいさつした私は、話すことがなくなりましたので、町議長さんがいつも行なう「エイ、エイ、オー!」を園児たちとやりました。議長さん、いよいよ、やることがなくなりました。もう一度、「エイ、エイ、オー!」を大きな声でやりました。

 083 午後、開成小学校の児童作品展の表彰式がありました。熱海のMOA美術館が主催して毎年行なっています。絵画と書道、それぞれ一位の作品は、全国の展示会に出品されます。町長賞というのもあります。何点か専門の先生が選んだ中から、選ぶのですが、これが、難しいんです。絵画は、一年生の作品を選びました。技量というより、楽しさが、絵全体から伝わってきたからです。

 082 書道は、甲乙付けがたかったです。私が、好きな字「創造」にしました。こちらは6年生の作品でした。子供たちに、まっさらなところから何かを生み出してもらいたいという思いもありました。みずみずしい感覚で思い切って挑戦してもらいたいです。

2008年10月18日 (土)

研修

198  17日、東京で足柄上郡町村会の研修がありました。地方分権改革推進委員会の西尾勝委員長代理をお招きして、地域の将来像をどう描いたらよいか講演していただきました。当然市町村合併が主なテーマになります。

 西尾勝氏は、国が地方自治体を法律でしばって事務をさせていた「機関委任事務」という仕組みを全廃した第一次の地方分権改革から、改革の中心となってこられた方です。その専門家の眼から見て、これ以上無理に市町村合併を進めるのは困難ではないかと個人的な見解を述べられていました。

 しかし、自民党も民主党も市町村合併の推進を掲げており、政治が動きを止めることを許さない可能性があるとも述べられていました。その場合は、私たちのような大都市近郊の小さな町村を対象として国の働きかけが強化されるのではないかとの見通しを述べられていました。

 市町村合併は、国に命じられてどうこうする問題ではありません。私たちが議会や住民と共に選択する問題です。住民に身近なサービスを展開するためには、小さな町では大変になってきています。直ちに合併することだけが選択肢かどうかです。広域対応でしのいで町は残していくというのも選択肢の一つです。

2008年10月17日 (金)

日中講談大会

197  16日、東京出張の帰り、国立演芸場に寄って、日中友好講談大会を鑑賞しました。毎年、瀬戸屋敷で講談を演じて下さる宝井琴梅師匠からのお誘いです。ティータイムで既に紹介しましたが、中国では、講談のことを「評弾(ひょうだん)」と言います。1200年の伝統があり、今でも、人気があります。

 会場で、評弾の模様がビデオで流されました。演技をする技量を磨く専門学校があり、一流になるのには大変な競争です。今回来日された3人の中国人講談師は、いずれも、超一流の皆さんです。声が素晴らしいです。高い声から低い声、使い分けられます。

 それと、立って演じます。アクションが派手です。楽器も使います。座って、あまり動きはなく、声も、低く渋くが一般的な日本の講談とは違います。日本でも、女性がどんどん講談会に進出して来ています。中国では、もっとすごくて、女性が大半だということでした。

 今回の企画は、宝井琴梅師匠の日中友好へかける熱い思いがあって実現したということが紹介されていました。この手の話し、動かすのは情熱だと改めて思いました。最初は、とにかく、やって見ようと立ち上がったのだと思います。そして、応援する仲間が増え上演となりました。お見事!

2008年10月16日 (木)

ノーベル賞

 2008年のノーベル賞は、日本人が4人も受賞しました。しかし、このうちのお2人の研究場所は、アメリカです。世界中から人材を引き寄せるアメリカという国の底力を感じます。スポーツ分野もそうです。常に世界を相手にする大きな発想と、あとは、資金力でしょうか。

 ところで、ノーベル経済学賞は、まだ30年の歴史しかないのですね。スウェーデン国立銀行の創立300周年を記念して1968年に出来たということです。今年の受賞者は、アメリカの経済学者のポール・クルーグマン氏です。コンピューター上の金融取り引きを通じてグローバルにお金が駆け巡ることへ警鐘を鳴らしている経済学者です。

 私は、矛盾を感じます。金融工学といわれる複雑な金融技術を駆使して資金が世界中を駆け巡る現代の金融界。その理論的な基礎を作った経済学者もかつての受賞者です。そして、今度は、現代の金融界の現状を批判している学者が賞をもらいました。正直、わだかまりが残ります。その時々の都合で、操作しているような感じが残るからです。

196  最後にうれしいニュースを一つ。開成町の野球部が、地元の新聞社主催の大会で優勝しました。秦野市以西の自治体が参加しています。足柄上郡5町の大会も優勝でした。職員、時間のやりくりが大変です。その中でのダブル優勝。ノーベル賞ものです。来年も頑張って欲しいです。

2008年10月15日 (水)

県町村会

194  神奈川県内の14の町村の集まりである県町村会の総会が愛川町でありました。県最大の水がめ宮ヶ瀬ダムのほとりが会場でした。最後に一言発言させてもらいました。金融不安によって今後県や市町村の税収に影響が出ることは確実です。政府として対応策をとる際に、私達のような大都市近郊の町村にも配慮してもらうよう一致結束していく必要があると述べました。

 全国レベルで見て、財政が豊かな町村が多いこともあって、緊急事態であっても、国レベルの対策からもれてしまう危険性があることに警鐘を鳴らしました。神奈川県は、法人税収の落ち込みの影響が大きいと思われますので、県と足並みを揃えて行く必要があります。景気対策をとるにしても、あまねく波及効果が出る内容のものを実施すべきです。

 私は、この際、財源を何とか捻出して、市町村のコンピューターの統合を一気に進めることを景気対策に盛り込んでもらいたいと思います。市町村がばらばらでコンピューターを導入していることの非効率を解消するチャンスだと思います。景気対策だけでなく行政改革にも直結します。

195  昼食を県立公園内の施設でとりましたが、防災の関係の補助金を活用して建てたとのことでした。防災関係の補助金ですと、飲食店や、大規模な売店を設置できないと伺いました。もっと使い勝手の良い補助の仕組みが必要だと思いました。

2008年10月14日 (火)

沖縄4

 031 沖縄から戻った後、駅前の交番ボランティアの集まりがあり、知人から「町長が沖縄にいた。」と息子さんが言っていたと聞かされました。修学旅行で沖縄に行って、私を見かけたようです。全く、どこで、見られているか判りませんね。那覇空港、修学旅行の生徒でごった返していました。沖縄への観光客は、およそ600万人。右肩上がりで増えています。沖縄経済の鍵を握る存在です。

 005 猪瀬直樹さんが、再三に渡って、沖縄だけ特別な制度を設けて経済の活性化を図るべきだと提案されていました。例えば、法人税を大幅に下げるとか、カジノを設置できるようにするとかです。沖縄が公共事業や基地からの収入に頼るのではなく、自発的な発展の手がかりを自ら探るべきだとの視点からの提案でした。既に、「自由貿易地域」や「特別自由貿易地域」を設けて法人税の優遇措置などを実施しています。昭和63年からの合計で41社の進出がありましたが、活発とは言えません。再検討が必要だと思いました。

 Photo さて、三連休が終わりました。幼稚園の運動会、障害者の運動会、神社のお祭りなど、催しがたくさんありました。でも、ずっと頭から離れないのが、世界的な株の暴落による経済の混乱のことです。戦後最大級の混乱だと言えます。世界を舞台に活動している企業の業績に大きな影響を与えるものと思います。富士フイルムからの税収に頼っている開成町としては、気がかりでなりません。なにせ、小学校の建設を控えていますので。じたばたしても意味がありませんが、あらゆるケースを想定して備えをしておく必要があります。

2008年10月13日 (月)

沖縄3

023  那覇市内は、車が混みます。モノレールが便利です。「ゆいレール」という名前が付けられています。那覇空港から首里駅まで12.9キロ、2両編成のかわいらしい車両です。けっこう混んでました。おばあちゃんに声をかけられました。バスの乗り方を聞かれました。「いやー、私は…。」と言いかけたら、すぐに、「内地の方ですか。」と言われました。言葉遣いで直ぐ判るのですね。

 モノレールのおもろ駅で降りて、 NHKの沖縄放送局に伺いました。NHKは、平成16年(2004年)に那覇市内に新しくできた市街地に移転しました。周囲の景色が気になりました。すぐそばにパチンコ屋さん。周辺には、県立の博物館。空き地も点在しています。アメリカ軍の用地が返還されて、開発された地域の一画です。192ヘクタールの面積があり、昭和52年(1977年)から国の外郭団体が、開発を続けているということでした。都市計画の立て方に問題があると思えてなりませんでした。

029 普天間基地とか今後も移転用地の利用問題があります。どのように活用するかの計画づくりが最重要ポイントです。宜野湾市の伊波市長さんは、国の役割が大切だと盛んに言っていられましたが、そういい切れるでしょうか。これまで国が中心になって開発した地域を見ますと、沖縄らしさをふんだんに取り入れた市街地が造られているとは思いません。中央分離帯が草ぼうぼうだったり、残念としか言いようのないところもありました。跡地利用のプランの立て方、再検討の余地があると私には思えました。

 

2008年10月12日 (日)

沖縄2

020  沖縄県の仲井眞(なかいま)知事は、「正直なやましい。」。私が、国の出先機関である沖縄総合事務所と統合の方向を目指すのか、それとも、国の役割を堅持する方に軸足を置くのかと質問したことに対する回答です。基地問題を筆頭に多くの課題を抱える沖縄としては、国の全面的な支援が無ければ、立ち行かないという実情があります。しかし、心情的には、沖縄は、沖縄というかつての琉球政府への思いは、依然、強く残っていることを伺わせます。

012  普天間基地の移管という目前に迫った課題に直面している宜野湾(ぎのわん)市の伊波(いは)市長は、国の出先機関がなくては、移転問題を解決できないと存続を強く主張していました。私は、国に頼っているより、自ら考えて自由に発想した方が跡地利用の良い案が出来ると思い、再度、考えを伺いましたが、現状の維持を訴えられました。沖縄県の場合、公共事業を展開する場合、国の手厚い支援があります。90パーセントの補助です。こうした支援がなくなるのではないかという不安感が背景にあります。

 017 沖縄の自治体の首長、また、自治体の職員の皆さんとの意見交換を通じて、離島が抱える様々な問題を認識することが出来ました。琉球諸島には、160の島があり、人が住んでいる島は49です。小さな島であってもゴミ問題が発生します。千人の人口で本格的な焼却施設を造るとなると財政負担に耐えられません。処理施設を造れずに、廃棄したままにしている事例、また、建てたものの、資金繰りの関係で、稼動していない事例があるということでした。観光で経済を潤そうとしている地域です。早急に可決しなくてはならない課題だと思いました。

 与那国島は、日本で最も西に位置する国境の島です。台湾まで111キロ。沖縄本島まで509キロです。かつては、台湾との経済交流が盛んで、貿易で栄えました。外間(ほかま)町長さんは、その時代を再来を夢見ています。しかし、国境の壁があって、自由な交流ができません。国際的に貿易するには、それなりの港がなければなりませんし、船の大きさも規制がかかります。画一的過ぎるのではないかと主張されています。この問題も、沖縄県全部がもっと自由度を高める方向を議論する中で解決すべき課題だと思いました。

2008年10月11日 (土)

沖縄1

009  9日、10日の二日間、地方分権改革推進委員会の視察で沖縄に行ってきました。やはり暑いです、最高気温は、30度を越えていました。湿度は、80パーセント前後。10日の昼前、にわかに黒い雲が上空を覆ったかと思うと激しい雨が降り出しました。1時間半ぐらいで、再び暑い太陽が顔を出しました。

 028 気象庁のデータを見てみますと、時間雨量は、何と64ミリ。10分間で21.5ミリの雨だったということです。スコールです。このような局地的な大雨が最近は、本州各地でも降りますので大きな被害をもたらします。沖縄は水はけの良い土壌なので被害が出ないのだと思います。逆に、いかに水を溜めるのかが農業にとって大きな課題となっています。

 010 沖縄にはアメリカ軍基地が集中しています。日本のアメリカ軍基地のうちの四分の三が沖縄にあります。二番目は、私たちの神奈川県です。市街地に隣接していますので移転が大きな問題です。この難題を解決する意味もあって、国の出先機関は、「沖縄総合事務所」という形で、ある程度一本化されています。このあり方をどうするかが委員会の論点の一つとなっています。

 007 総合事務所との意見交換の冒頭、丹羽委員長は、「建物の中も暑いですが、冷房の設定は28度となっています。地方分権を進めて全国画一的に冷房温度を決めなくてもいいのではないですか。」とジョークを飛ばしました。事務所の皆さんも苦笑いをしていました。けっこう本質を突いています。沖縄と北海道では条件が全く違います。でも基準は一緒ということが多いです。

2008年10月 9日 (木)

分権改革報告62

 8日、地方分権改革推進委員会がありました。国の出先機関のあり方をめぐるやり取りが続いています。昨日は、中小企業対策や製品の安全検査を行なう経済産業省、失業の対策、いわゆるハローワークの厚生労働省の出先機関についてでした。

 世界的な株価の下落で経済の先行き不安が増しています。日本の企業の大多数を占める中小企業は、輸出企業はもちろんのこと、国内市場を相手にしているサービス業も内需が冷え込むことが確実でしょうから経営は厳しい経営環境になっているはずです。

 また、再び失業者も増えてきました。ワーキングプアの問題もあります。働いても働いても年収は200万円程度。生活が出来ません。このような労働者が激増しています。NHKで特集番組が放送され、大きな反響を呼びました。

 厳しい現実に直面し、悪戦苦闘している方々にとって私たちが進めている地方分権改革は果てして役に立つのでしょうか。国が行なった方が良い、いや地方だ。行政内部の権限の有り様は、意味がありません。何と悠長な議論か、危機感はあるのかと思われるのではないでしょうか。

 どちらの方が現在の厳しい状況に対応できるかが一番の問題です。ハローワークの問題で言えば、明らかに地方の役割をもっと増すべきです。なぜならば、失業や派遣労働の問題は単に労働の問題だけでなく生活保護など福祉と密接不可分です。

 そうなりますと福祉サービスを展開している地方自治体の役割が増えざるを得ません。そして国と地方が危機感を共有して協力し合い、苦しんでいる皆さんの窮状を救うために立ち上がらなくてはならないと思います。

 

2008年10月 8日 (水)

かすみ堤

 0001 7日、足柄の歴史再発見クラブ・顧問の大脇良夫さんが、町長室に見えて、かすみ堤の研究の報告をされました。うなりました。どうして次から次へと新たな課題を深めていけるのだろうか不思議です。ひょっとすると日本の治水のあり方を見直すきっかけになるのではないかと思いました。

 かすみ堤は、河川の土手を人工的に切って、そこから水が逆流できるようにしたものです。洪水の時、一時的な遊水地になります。江戸時代までは、コンクリートで土手を強固にする技術がありませんでした。洪水の時は、かすみ堤を利用して被害をできる限り抑えようという考えでした。

 明治以降、欧米の近代技術が取り入れられて、かすみ堤は、どんどん無くなり、現在の形になりました。ところが、まだ残っているところがあります。足柄平野を流れる酒匂川にも開成町側に一箇所、小田原市の西岸に2箇所あります。大脇さんらは、山梨県にも調査に行かれてかすみ堤が残っていることを見てきました。

 日本のかすみ堤は、武田信玄が、中国から取り入れた治水技術です。山梨県にあるのは、ある意味では、当然と言えば当然です。昨今、短時間に局地的に猛烈な雨が降るゲリラ豪雨による被害が目立っています。想定外の雨が降った時、現在の堤防で絶対に大丈夫だとは言い切れません。

 場合によっては、洪水もありうるとの想定で被害を最小限にしようという発想が大切になってきます。その際、かすみ堤は、貴重なヒントを私たちに与えてくれています。大脇さんらの研究が更に深められることを期待して待っています。

2008年10月 7日 (火)

世界経済

 6日、次年度の予算に向けて財政調整会議がありました。なんと言っても不安材料は、経済情勢です。グローバル企業からの税収に依存している開成町の財政は、世界の経済の動きと連動します。気が気ではありません。

 アメリカの低所得者向けの住宅ローンの破綻問題から始った、世界経済の混乱は、アメリカの巨大金融機関の破綻にまで波及しました。注ぎ込む税金の枠が、75兆円、日本の国家予算並みというとてつもない救済策を決定してもまだ収まる気配はありません。

 アメリカが世界中からの輸出を引き受け、アメリカの消費者は、どんどん買い物をする。その分の赤字は、回りまわってアメリカの株の投資に向かうから帳尻を合わせられるというやり方で世界経済は回ってきました。しかし、アメリカそのものの経済がおかしくなったため一挙に世界に波及です。

 地球規模で経済がゆがんでいるとしか言いようがありません。日本は、国内経済を立て直しませんとにっちもさっちも行きません。世界を相手に勝負しているグローバルな世界企業の業績は低迷せざるを得ないからです。日本国内の経済である程度食べれるような構造変革が不可避になっています。

 この経済構造改革の意味からも地方分権改革は必要です。地方をもっと強くして、地方の経済圏で食べれるような構造を作り出す引き金になるからです。北海道は、北海道。九州は、九州。首都圏は、首都圏といったようにある程度の圏域に分けて地域経済を発展させるように持って行かないと、世界の経済の動向に揺さぶられる一方です。国として考えるべき最優先の改革です。

2008年10月 6日 (月)

スポレク

193  5日、スポーツ・レクレーションフェスティバルがありました。今年の目玉は、何と言っても元サッカー日本代表の奥寺康彦さん。ドイツの名門サッカーチームで大活躍されたプロ選手第一号。30年前のことですから、すごいです。それにしてもがっちりした体格でした。

192  少年たちへの指導厳しかったです。「試合のつもりでやらないといけない。」「考えて!考えて!」「なぜ、そこにボールを出すのか、考えて!」練習の時から真剣でなければならないというプロ魂が感じとれました。それと自分の頭で考えるということ。指示待ちではいけないということです。職員にも聞いて欲しかったですね…。

 191 「なぜ、そこでシュートを打たないの?」、奥寺さんが練習を止めて少年に聞きました。答えられません。「前が開いたのだからシュートをうたなくちゃ。」と奥寺さんが言っていました。点を取るゲームなのですから、形ではなくどん欲に点を取る姿勢を身につける必要があります。日本代表のストライカーが育たないのは、何か形にこだわる風土があるのでしょうか。

2008年10月 5日 (日)

十周年

187  4日、都会の子ども達を招きコメ栽培の体験学習をしてもらう「学習塾」がありました。今年で10回目です。最初始めた頃は、珍しかったのですが、最近では、県内各地で行われています。でも、今年は、参加希望が多く、抽選で選んだところ、あいにく田植えは中止となってしまいました。

 188 昨日は、稲刈りでした。48人が参加されました。横浜からが多かったです。農業委員会や農協の婦人部の皆さんに手伝ってもらいます。鎌を使って昔のやり方で刈りました。参加した皆さん、のこぎりのように切ろうとします。これでは、上手く行きません。手前に引くのがコツです。

189  さて、この催し、これからもずっと続けていけるでか、ちょっと心配なところがあります。農家の皆さん、年を取られました。2005年のデータで、農業をされている人335人、65歳以上の人201人です。

190 開成町の農業は、水田を中心とする零細な農家が大半です。水田は、畑に比べればずっと管理がし易いです。それでも、跡継ぎが減っています。私自身もその一人です。自宅の水田は、専業農家の人に頼んでいます。若い世代の方々の参入を考えないと持続できません。神奈川県と協力して、都市部にも視野を広げて考える必要があります。

2008年10月 4日 (土)

臨時議会

 3日、臨時の町議会がありました。新しい小学校の名前を決める条例を認めていただきました。「開成南小学校」となります。これで、いよいよ、建設工事の発注へと移ります。来月実施します。

 来年10月から住民税を年金から天引きできるように制度の仕組みが変ります。そのためのコンピューターのシステムを作らなくてはなりません。当初、2年間で5500万円程度かかるとされていました。同じ会社のコンピューターを導入している町と共同で発注することによって3700万円まで圧縮ができました。

 そのうち、今年中に行わなくてはならないシステム改修、1774万5千円を補正する予算を認めていただきました。前日のブログで紹介したコンピューター管理担当の職員の努力のたまものです。更に広域化を進めればもっと効率的な運営が出来ると断言していました。頑張って欲しいです。

186  午後、東京からのお客さんを瀬戸屋敷に案内しました。ちょうど、中国思想の勉強会をしていました。「易」の話しでした。講師の先生が、今の日本の政治と今後の見通しを占いました。「今は、革命の時で、しばらくすると安定する。」との予測が出されました。中央政界、激動の様子。果たして、現実は、どうなるでしょうか。

2008年10月 3日 (金)

講話

 毎年、4月と10月始めに町長として職員に伝えるメッセージを講話の形で行っています。2日、平成20年度下半期の講話を行いました。

 弱い立場の方々の立場に立ってと口で言っても日々の行動に直ぐに現れなければ意味がありません。この10月から神奈川県の小児医療助成の仕方が変更になったため、小さな子どもさんを連れた父母の来訪が目だって増えています。開成町では、まだ、ワンストップサービスが不十分ですので、あっちに行ったりこっちに来たりという現象が発生してしまいました。

 ここで直ちにできる限りひとつの窓口で対応できるよう対処しようと動くかどうかです。ついつい既存の四角四面の発想ですと、杓子定規な対応をしてしまいます。何とか対応策を考えたようですので、やれやれですが、ちょっと時間がかかりました。雨の中、子どもさんを連れて行ったり来たりしているお母さんの姿を見て何とかしようと思う感性があるかどうか、ここがポイントだと思いました。何とかしなければと行動する感性を持って欲しいとお願いしました。

 最近、コンピューターの基盤整備やシステムの変更にカネがかかってたまらないという話しをティータイムでしばしば報告しています。何とかしてみましょうという職員が現れました。開成町と同じシステムを活用している町と共同で発注するよう仕掛けました。直ちに効果が現れました。共同で行うことにより見積価格が大きく減額となる事例がありました。見事な挑戦だと思い、紹介しました。

2008年10月 2日 (木)

分権改革報告61

185  1日、平成20年度下半期のスタート。足柄消防組合の組合長として各消防署で訓示を行いました。4月から大雨洪水警報11回、昨年より少ないものの、まだ、台風の恐れもあります。注意を喚起しました。

 午後、地方分権改革推進委員会がありました。二日連続の開催です。農林水産省との意見交換でした。農林水産省の見解は、地方分権の方向と最も距離感があります。食料自給率が低下する一方で、国が前面に出て全てをしきる必要があるとの考えが前面に出ています。

 私は、食料自給率をたてに自らの使命感を強調する議論に疑問があります。食品の廃棄物の量が年間2154トン(2002年度)。結婚式では、24パーセントが食べ残しとのデータもあります。飽食日本の現状のままで食料自給率の向上を打ち出すことは、全面的に正しい方向なのでしょうか…。

 農林水産省は、2000人の農業土木の職員を抱えています。優れた技術者集団であることは認めるとしても、国が直接、広大な水田をこれ以上、造ることは、国策として正しいのでしょうか。コメ余りの現状では、再考の余地ありです。

 私は、この優れた技術者集団を同じような気候風土にあるアジアの農業の近代化のために活用すべきだと思えてなりません。アジアの農業がもっと効率的になれば、世界における食料の安定供給に大きく貢献します。農林水産省はもっと目を大きく開いて欲しいと思います。

2008年10月 1日 (水)

分権改革報告60

 30日、地方分権改革推進委員会がありました。担当の総務大臣が鳩山邦夫さんに交代しました。冒頭、鳩山さんが挨拶され、地方分権改革に取り組む決意を示されました。その前、名刺交換をさせていただきました。

 「開成町?」とけげんそうでした。「沢市長の隣です。」と答えました。「沢さんの隣にあるの。」と納得されました。南足柄市の沢市長と鳩山大臣は、東大法学部の同級生なんですね。続いて、猪瀬直樹さんとやりとりがありました。「猪瀬さん、大変な役目を引き受けられましたね。私は、都知事選挙で、石原慎太郎さんに敗れました。」と声をかけられました。これには、さすがの猪瀬さんも苦笑いでした。(ところで、猪瀬さんは、めったに笑いません。)

 委員会では、国土交通省と意見交換でした。道路と河川の一部を都道府県に移管するとの方針を既に示しています。国道の15パーセント程度ということで話し合いが進んでいます。国は、高速道路のほかに重要な都市を結ぶ道路といった基準で国が管理する根拠を示しています。

 重要な国道といっても、実際に使っている利用者は、地域の方々が多いところがあるのではないかと想像しています。そうであるのならば地方が一括して管理した方が、都合が良いです。交通量の具体的なデータに基づいて、国が管理する道路と都道府県に移管した方が良い道路とを分けたらどうなのでしょうか。現状は、あいまいなままになっています。

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