エコセメント
12日、神奈川県内の町村長と町村議会の議長、合同の研修会がありました。東京都日の出町に建設され、稼働中の巨大な再資源化施設を見ました。東京都の多摩地域、25市1町、人口398万人分のごみを焼却した後、残る灰をセメントにしています。
建設費272億円。年間の運営予算は93億円。多額の費用をかけてでも進めなければならなかったのは、ごみを燃しても最後に残る灰の最終処分地が満杯になる時期が近づいたからです。灰をセメントにして再利用することで埋め立てする分量が一挙に4分の一になりました。
エコセメントと呼ばれています。通常のセメントとほぼ同じ性能を持ちます。価格もトン当たり7千円から8千円と市場価格で販売されます。しかし、造るための費用は、通常のセメントに比べて割高になるとのことですが、最終処分地を長く活用するためには、止む得ないとの判断です。
開成町は、山北町と共同でごみ処理を行なっています。最終的に出るごみの灰は、長野県の最終処分地で受け入れてもらい処理しています。山北町の最終処分地が満杯になったためです。ごみの問題は、最終的には、最後まで残る灰の埋め立ての問題に行き着きます。中長期的には大きな課題です。

