グローバル
29日、個人的な会合があり、あいさつする機会がありました。グローバル時代について話しました。グローバルなどというと大げさに聞こえますが、私たちの地域の様子や暮らしを大きく変えています。おととい、箱根湯本から小田急線に乗りました。隣に若いカップルが座りました。顔立ちから日本人だと思いました。話している言葉は、中国語でした。こうした体験は、もはや日常茶飯事です。
富士フイルムが開成町に先進研究所を開設しました。世界中を相手に企業として生き抜くためには、研究開発に力を集中するしかないという判断です。通常の製品作りは、土地や人件費の安い地域で作った方が有利です。台湾や中国、最近ではインドが世界の工場となっています。
世界中を視野に入れて経済活動が行われますと、研究開発は、残るでしょうが、通常の仕事が少なくなります。働く場が失われていきます。ワーキングプアが生まれます。少数の勝ち組と多くの負け組が出てきます。どうしたって政情不安になります。社会保障のあり方が焦点となります。もう一つ、安い農産物の輸入によって、農業が揺さぶられます。
極めて困難な時代に直面しています。昨年の参議院選挙以来の政治は、この困難さに対してどう対応すべきかが見出せないことを示しています。私たち地方自治体もこの渦に飲み込まれそうです。すぐに、できることは、少なくとも近隣市町、根本から連携の仕方を改めることです。究極の姿は合併です。地域の個性を活かしつつというのならば、強固な広域連合です。


































